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煙草とビールとイヤホンのれびうがメイン
横浜ビール ヴァイツェン
昔、一度だけ飲んだこのビール。いざ!

おお、濃い!
かなりエステル臭があり、白ビールらしさがガツンと来るぜ!
かなりの甘口でフルーティ。
こいつは美味いぜ!

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2022-04-24 Sun 19:36
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横浜ビール ピルスナー
昔昔の大昔、多分2013年頃かなあ、これのヴァイツェンを飲んだことがある。
やたら美味かったのだが、何故かれびうし忘れたのはいいとして、その店から横浜ビールは消えてしまった。
それから長い年月を経て、何故か地元で見かけた。
……買うしかねえだろ。

取り敢えずヴァイツェンとピルスナーを買った。ペールエールは買わなかった。
だってこいつ税込で520円くらいするし……。
スゲー高いんだよ、こいつ。

で、お味だが。
非常に苦味が強いな。IPAみたい。
麦の甘味はあるが、そこら辺はあっさりしている。さっぱり感の強いビールだが、ホップの味わいが強烈だ。
2022-04-23 Sat 23:32
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プラチナ万年筆 プレジール レッド
定価1100円


分類
万年筆
デザイン
★★
書き味
★★★
ニブ

ペン種
細字


さて、前回のれびう(というのか?)でおわかりの通り、紅い軸と18金ペンが他に必要となったわけですよ。
とはいえ都合よく赤くて18金で安いペンなぞみつからない。
仕方ないので赤軸と18金は分けて買うことにした。
……そういうことしてるから増えるんですよ?

まあ、そんなセルフ突っ込みしつつも買った赤軸がこのプレジール。
安い。しかも金属軸。ならいいか? と思ったのだが……正直、デザインはかなりダサいと思う。
なんせこいつに満足できず結局他の赤軸万年筆買ったからな!

性能に文句はないのだが、デザインには正直かなり文句がある。
金属軸ではあるけれどテカテカのアルミが実に安っぽい。
キャップリング(というのか?)のずんぐりむっくりが実にダサい。
トドメはペン芯が何故か透明ときた。
正直デザイナーは何を考えてこんなデザインにしたのか理解できない。
そんなわけでデザイン的にはどうしても好きになれない。

では性能はどうか?
まあそこはスリップシール機構。ぶっちゃけ軸が金属なプレピーなわけなのだけど、つまり何の文句もないということだ。
てか軸以外はプレピーと全く同じで、ペン先に違いは一切ない。一切だ。
なので軸の違いからくるグリップ感や重さ、あとは個体差による書き味の変化を除けばプレピーと全く同じである。

なので正直詳しい書き味はプレピーのれびうを見ればいいんじゃないかな?
ぶっちゃけほとんど変わらんし。
ただプレジールの方がちびっと重い分少し感覚が違う。
重心の違いで、プレジールの方がちょっと書きやすい。軸が重いからこそペンがすべると言いますか。
プレジールは軽い万年筆だけどね。アルミだし。
ただ流石にプラのプレピーよりは重心が違うね。

んー、こんなとこかな。
書き味はほんとプレピーそっくりだしねえ。
デザインも正直好きではないし。


ただ、モノはいいよ、モノは。
別に悪い万年筆じゃない。
なんならプラのプレピーより絶対長持ちすると思うし。
そういう意味ではプレピーより実用性は上だと思う。
2022-03-24 Thu 16:35
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プラチナ万年筆 美巧 18Kスタンダード レッド
定価1万1000円


分類
万年筆
デザイン
★★★
書き味
評価不能
ニブ
18金
ペン種
中字

プレピーのれびうをしたのだから次はプレジールが妥当だと思うが、プレジールのれびうをするためにはその前にこいつのれびうが必要になる。
……個人的な事情で。

深田ありは今でこそ万年筆を23本も持っているが、本来は10本で終わらすつもりだったのだ。
その計画を頓挫させたのがこいつである。

当時、深田ありは18金の万年筆を持っていなかった。
かといって14金のS.T.デュポン・ラインDやモンブラン144に不満なぞ全くなく、単に「18金ペン」ならなんでもよかった。
そして赤インク用の万年筆がなくて、最後に一本欲しかった。
だから赤い軸で18金。そんで安いやつ。
それをヤフオクで探したわけだ。もう赤くて18金ならなんでもよかったから。
で、都合よく2500円で落札したのがこいつだった。
出品者の説明文には字は書けると明記されていた。バッチリだ。

……書けなかったよ。

いや、つけペンにすれば書けるんだ。
カートリッジやコンバーター使うと書けない。
多分ペン芯がインクで詰まってる。

これさあ、一か月頑張ったんだよ。
水に漬け、お湯き漬け、シャワーで流し、プラチナ洗浄液に漬け、マジックリンに漬け、ハイターに漬け、さらには禁断のエタノールで流しもした。
そして超音波洗浄機が故障するまで浸けた。
こいつのためにわざわざ買ったんだ!

でもダメだった。

洗っても洗っても黒いインクの塊が出てくる……。
おそらくだが、前の持ち主は顔料インク、もしくは証券用インクを使って放置しやがったんだと思う。
どうやってもインクを溶かしきれない。
そして何度洗ってもカートリッジもコンバーターも使えない……。
つけペンとしか使えない。

我がパイロット・ボレックスは20年以上放置したが、水に漬け込んだらあっさり治った。
水性インキを使えばそうなる。
しかしこいつは絶対に水性使ってない。
ペン芯がインクで汚染され、洗っても洗っても毛細管現象を発生させない。
顔料インクを落とすプラチナ洗浄液でも落ちないんですよ!? 一体どんなインク使いやがったんだ!?

これを直す方法はもはやペン芯を引っこ抜いて紙ヤスリでチマチマ削るしかない。
しかペリカン以外でしペン芯を抜いたことがないので物怖じして、結局放置している……。


なのでこの万年筆、正確なれびうが出来ない。


ひとつ言えることは中古には往々にしてこういうケースがあるので、安いからとポンポン飛び付くのはオススメしない。注意してくれ。

いずれプロに頼んで直したい……。
せっかくの万年筆なのだし。
2022-03-23 Wed 18:06
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プラチナ万年筆 プレピー コクヨコラボレーションモデル ホワイト
定価440円


分類
万年筆
デザイン
★★★
書き味
★★★
ニブ

ペン種
細字


万年筆というのはあらゆる文房具の中でもぶっちぎりに高額である。
それは他の記事の冒頭にもあるように、平気で万に達する。
シャーペンの世界で2500円は間違いなく高級品だが、万年筆では超エントリーだ。

しかしだからこそ、万年筆はその敷居の高さ故にあまり売れない。
かつては筆記具といえば万年筆だったものが、今やボールペンにとって変わられている。
それは万年筆が水性でボールペンが油性ってのもあるのだけど、この高い筆記具はぶっちゃけユーザーが非常に少ない。
メンテナンスも大変だし。

しかしそれは世の文具メーカーもわかってる。
なので各社非常にお手軽な値段で買える万年筆を販売している。
なんなら今やダイソーにいけば百円で万年筆が買えてしまう。

今回れびうするのはその中のひとつ、プレピー。
プラチナが誇るキラー商品。
ダイソーの四倍の値段である。
いや、プレピー自体は元々200円。値上げして今は300円になっているが、深田ありのはコクヨとコラボしたホワイトモデルでさらに高い400円なのだ。

実は深田ありは『透明軸』の万年筆が大嫌いなのである。
理由は安っぽいから。
時計によく使われるミネラルガラスとかサファイアガラスとかで軸を作るならまだしも、所詮透明軸は樹脂だ。
ましてこのクラスになるとプラスチックは避けられない。
そのためまあ安っぽいこと安っぽいこと。
カクノや普通のプレピーに全く食指が伸びないのはそのデザインにある。
とにかく安っぽくてダメなんです。
深田ありの美意識が買うのを許さない。

しかしコクヨとコラボしたプレピーは、綺麗なホワイトだった。
無印良品に何故か売ってたが、とにかくプレピーとは思えないほどしっかりしたデザイン。
当初はダイソーの白いアルミ軸の百円万年筆でいいかと思ったが、急遽こっちに変更。
だってこいつ、ちゃんとスリップシール機構搭載してるんだもん。
安いながらも万年筆としての作りに手抜きはない。


ではそんなコクヨのプレピー、書いてみようか。


ほう、悪くない。悪くないぞぉ。
カリカリした書き味でなかいかにもプラチナな書き味。
ただ引っ掛かりはあるし、弾力もない。鉄ペンにしてもそこまで優秀だとは思わない。

ただし、インクフローは非常によく、カリカリしながらも妙なぬらぬらっ気があって、書いてて不快感はなく、自然にスラスラ書ける。

少々味気ないというか、指先に伝わる抵抗感というか、弾けるような感触がないので割とつまらない部類。
それでいて引っ掛かりもあるのでやはり高い万年筆と比べるとワンランク落ちるのは否めない。

とはいえ、値段差は絶対にない。
440円のコクヨプレピーが、9万9000円のS.T.デュポン・ラインDより225倍優れているとは思わない。

実用性は全く問題ないし、スリップシール機構は本物で、3ヶ月放置してもインクが固まっていない。
素晴らしい!
勿論カートリッジを交換できるので末永く使える。

個人的には非常に優れた万年筆と言える。
ただ、実用性はともかく、所有欲を満たす万年筆ではない。

2022-03-23 Wed 17:26
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プラチナ万年筆 #3776センチュリー ブライヤー
定価3万3000円


分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★★★
ニブ
14K
ペン種
細字


万年筆の軸には色々な素材が用いられる。
樹脂、金属、木材、エボナイト、溶岩、宝石などなど。
まあ溶岩や宝石は例外として、基本は樹脂、金属、そして木材である。
深田ありは基本的に樹脂軸は安っぽくて嫌いであり(それこそマイスターシュテュックですら)、金属軸を好む。それもアルミ以外な。アルミは安っぽいから。
一方で持ってない軸として、木材があった。
木軸万年筆というのだけど。
一本欲しかった。

さて、深田ありはパイプスモーカーでもある。
愛煙家で、63本のパイプを所有している。
そんな深田ありに相応しい木はなんだろうと考えた場合、そんなのこれしかない。
そう、ブライヤーである。

ブライヤー。それは地中海沿岸にしか自生しないツツジ科エリカ属の木の根っこのことで、人類が知る最も硬い木材のことだ。
……黒檀とどっちが硬いかは正直かなり微妙なところで、個人的には黒檀の方が硬いと思うのだが、手持ちのパイプの説明書に『人類が知る最も硬い木材』と書いてあったので今回はそれを尊重する。
んで、パイプってのは基本的にはこのブライヤーから作られる。

そんなブライヤーがまさかの万年筆の軸に使われていた!?
これだ、これしかない!
そう思ったね。
実はブライヤー軸の万年筆はプラチナ以外にもセーラーとティファニーが出しているのだが、どっちも理解不能なほど高い。
特にセーラーのブライヤー万年筆は10万円もする。何故か。
……パイプの値段を知ってる身から言わせると、無知を釣ったぼったくりにしか見えん。
ちなみに喫煙具メーカーのフカシロもブライヤー万年筆を出したことがあるらしいのだが、売ってるのみたことないから値段もわからん。

そんなわけで現行もっとも『常識的な値段』で買えるブライヤー万年筆はプラチナのみとなる。
それでも3万円もするけどな。
たっけえ……。


さて、プラチナ万年筆というと、一応万年筆のバリエーションは多いのだけど、象徴的と言えるのは1つしかない。
#3776センチュリーである。
これは#3776というモデルを進化させたもので、1万2000円ながら大型ニブを採用した金ペンである。
1万円出せば金ペンは買えるが、『大型』というのは大変珍しい。
てか他にあったか? パイロットでいうところの15号だ。
つまりフツーは2万円はする。
それが1万円というのは非常にリーズナブルである。

それでいて書き味にも定評があり、デザインもシャルトルブルーなどが特に人気で、コアなファンも多い。
プラチナといったら3776、みたいな感じになっとる。
プレジデントや出雲、美巧と比べて圧倒的な人気がある。

また、万年筆というのはどうしてもインクが固まりやすいものだが、プラチナが開発したスリップシール機構というキャップに細工した技術によって、実に2年間ほったらかしてもインクが固まらないという超技術も搭載しており、まさにプラチナの全てが詰まったモデルといえるだろう。
……ブライヤーにはスリップシールないけどな!


そう、この3776ブライヤーは#3776センチュリーの名を冠していながらスリップシール機構がない。
つまりとんでもないスピードでインクが固まる。
……実はプラチナって、スリップシール非搭載はパイロットやセーラーと比べて圧倒的に乾くのが早い。
それでいてフツーの3776センチュリーより2万円も高いというね!
愛がなければ買えない……。

ていうか軸のサイズやデザインも3776センチュリーとは違うんだよね、これ。
同じなのはニブだけだ。
ニブだけが3776センチュリーのものを使っている。
ちなみに3776はフツーねじ切り式のキャップなのだが、こいつは嵌合式になっている(つまり乾燥しやすい)
……3776なのはほんとニブだけなのだ。
愛がなければ買えない……。


そんな性能的には3776センチュリーよりも劣るのに値段だけは2万円も高いブライヤーモデル。
その価値はあるかというなら、ある。
かなり美しいのだ。
透明な漆が塗られており、ほのかな光沢がある。
ブライヤーは『木の宝石』と言われるほど美しい素材だからね!
ただ、パイプスモーカーとして言わせるなら、ブライヤーの価値は木目の美しさにあるのだけど、こいつの木目はぶっちゃけ美しくない。
なんなら3000円くらいのパイプにありそうな木目だ。
いわゆるストレートグレイン、フレームグレイン、バーズアイなんかを楽しめる木目じゃなく、ただブライヤーってだけだ。
でも綺麗は綺麗だけどね。

カスタムカエデとどっち買うか悩んだが、やはりパイプスモーカーならブライヤーでしょう!
ってなわけでこいつ買った。勿論新品で。後悔はしていない。


んじゃ、書いていきますか!


………………鉛筆。
よく3776の書き味を指して『鉛筆のような書き味』と称される。
確かにスゲー鉛筆っぽい書き味。

プラチナはペンポイントの削りを角張らせてカリカリした書き味にしている。意図的に。
また3776はガチニブの部類で、硬いペンだ。大型ニブだから弾力はあるが。

そのため、ペンを走らせるとまあカリカリカリカリ、ほんと鉛筆のような書き味である。

しかしこの鉛筆のような書き味は悪いかと言われると、実は全然そんなことはなく、とても書きやすい。
インクや紙やペン先の太さで柔らかいのっとりした書き味になるらしいが、深田ありはシャバシャバしたペリカンのブラウンを使っているので、まあ鉛筆そのものですな。

でも鉛筆みたいだからこそ書きやすいってのはある。
万年筆としての楽しさはあんまないんだけど、実用性は十分。かすれも引っ掛かりもないし。
こんなにシャバシャバしたインク使ってるのに。
ただ万年筆の醍醐味である色の濃淡はあんまでないね。細字にしてもスゲー細字だし。FどころかEFにしても細い。
鉛筆というかシャーペンですな、うん。

ただとっても書きやすいのが小癪である。
カリカリカリカリカリカリカリカリ書ける。
手持ちでは一番カリカリした書き味。


さて、インクの乾きなんだけどね、なるほどめっちゃ早い。
手持ちの万年筆でも群を抜いて早く、ほんとプラチナってスリップシールありきなんだなとわかる。

正直この万年筆は愛がないと買えないと思う。
ブライヤーの美しい軸とカリカリした書き味を楽しめるけれど、3万円もすっからね、こいつ。
1万円でこいつより高性能な3776センチュリー買えるというのに。

3776センチュリーの人気が非常に高い理由はよくわかる。
確かにいい万年筆ですわ。
デザインも書き味もいい。
カリカリについてはインクをもっとネバネバしたやつにすれば大分改善されると思う。
例えばクロスのブルーブラックとか。
ただ深田ありはブライヤーの色と合わせるためにペリカンのブラウンにしたんだけどさ。
ペリカンのインクって緩いよねえ。
別にこのカリカリした書き味割と好きだからいいんだけどさ。

2022-03-19 Sat 07:55
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セーラー万年筆 四季織 雨音 春雨
定価3万3000円

分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★★★
ニブ
21K
ペン種
MF


前回はセーラー18金のれびうを行ったが、今のセーラーといえば21金ですよ。
てなわけで今回はセーラー21Kの万年筆だ。

この万年筆、当初は買う予定なかったのだが、デザインがあまりにもよかったので衝動買いしてしまった。ウォーターマンのエキスパート18金と一緒に。
……我ながらこんなに万年筆買ってアホじゃなかろうか。
でもしょうがないじゃん! デザインかわいくて素敵なんだから!!

ちなみにこいつはかなりコンパクト。ちっちゃい。キャップポストすればフツーに使えるが、そうでないと無理。
つまりパイロットでいうところのエリートに近い。
そのためニブが21金ではあるのだけど、大型ではなく中型である。
まあ中型なので小さくはない。ぶっちゃけデュポンのラインDとほぼ同じサイズである。
パイロットでいうと5号だろうか。10号はないよな。
まあ必要十分ではあるけど、大きくはない。
セーラーは『大型』21金ペン先が世界一の書き味なので中型はどうだろうね。
不安はある。
デザインはいいのだが。

そう、デザインは最高にいいのです。
ブルーがかった淡いライトグリーン最高すぎるだろ。
天冠の紫もいいアクセントだし、全体的にちまっこくてかわいい。


ま、取り敢えず書いてみますか!


……こいつの書き味を先に述べてしまうのなら、モンブラン144にそっくり。
ただ144より柔らかくて、少し書きにくさはある。

書き味は割とカリカリする感じで、ピース万年筆とは全く異なる。
ただピース万年筆よりは柔らかい。
別に金含有量がニブの柔らかさに繋がるわけではないのだが、多分セーラー的にはせっかく21金なんだからと意図的に柔らかくしているのだろう。
実際18金より若干柔らかい。

でも軟調ペンでは決してなく、割とコシのある書き味で、硬さもある。
単に柔らかいだけなら14金のバーバリーの方が遥かに柔らかい。
そういう意味でも金含有率が柔らかさを担保するわけではないことがわかる。

とはいえ、なんかよくしなるというか、明らかに優しい書き味で、硬いんだけど柔らかい。
ここら辺はモンブラン144とは全く異なる。
とはいえ、そのしなりが若干144より書きにくい感じを与える。

大型ではなく中型なので弾力はそこまでない。ピース万年筆は大型18Kニブだけあって弾力があるが、こいつはないわけではないのだが、ピース万年筆よりは劣る。
ここら辺は大型21Kニブのやつにはないんだろうな。

引っ掛かりはなく、サラサラカリカリ書けて、そこら辺はモンブラン144に凄く似てる。書いてて中々きもちがいい。
ただ、モンブラン144よりしなるため少し書き味で劣る感じか。


割とこの万年筆高額なんすよね。
3万円もすっからな。中型ニブなのに。
書き味だけを求めるならセーラーならプロフィット21とかの方が明らかにいいと思う。
ただ、こいつはとにかくデザインがいい。
四季織の中でも一番好きなカラーリングで、かつ21Kとなると……他に選択肢ってないなぁ。

デザイン+21K=3万円

それを許容できるかどうかが分水嶺だろう。
単に書き味だけ求めるならもっと安くていい万年筆はフツーにある。
ていうかプロフェッショナルギアかプロフィット買えばいいんじゃないですかね?
長刀は今スゲー高いから論外として。
あくまでこいつはデザイン込みだ。
それも14金や鉄ペンの四季織は遥かに安いんだよ。14金なら1万円台、鉄ペンなら5000円台で買えるから。
21金だからこいつ3万円もするんですよね。

だからよっぽどこいつに惹かれないとちょっと候補には上がらないんじゃないかなあ。
好き者が買う万年筆と言いますか。
別に書き味が悪いわけではないんだけどね。★★★★★にしてるくらいだし。

ただ、ただね。
これに3万円はかなり勇気がいる選択だと思う。

2022-03-18 Fri 19:43
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セーラー万年筆 The Peace Design ブルーチタン
非売品


分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★★★
ニブ
18K
ペン種
MF


世界で一番書き味がいい万年筆というとなんだろうか。
少なくとも2017年と2018年(2018年と2019年だったかな?)において、アメリカて世界一書き味のいいペン先にセーラー万年筆の大型21金が選ばれた。
それを指してセーラー万年筆は世界一の書き味と言われることもある。

しかし、文具愛好家に言わせると、セーラー万年筆は21金ペン先より18金ペン先の方が優れているという。
ただ現在セーラーの18金ペン先はダビドフに独占供給しているため、セーラー万年筆では作られていない。
そのためセーラー18金の切れ味は中ば伝説となっている。
いや、ダビドフの万年筆買うかオールドセーラー買えばいいだけなんですけどね?


さて、話は変わってThe Peace Designというのをご存知だろうか?
これはゼロ年代~10年代にJTが時計や灰皿なんかの小道具にピース名義で作らせた……いわゆるノベルティだ。
ただ普通のノベルティと違うのはガチ商品であるということだ。
ライターはデュポンやジッポとコラボし、時計はセイコーでクロノグラフ。懐中時計はシチズンでなんと手巻きだぞ?
というのもこのピース商品郡はピース○周年記念品に抽選で配布されるというもので、単なるノベルティとは気合いの入れ具合が違うんだ。
応募もピースの箱○個同封とか、缶ピースの蓋○個同封とか、ハードルが高い。
そのためこのピースデザインはポルシェデザインみたいなもんで、どれも数万円クラスの品になっており、しかも非売品。さらにピースらしさを出すためデザインはオリジナルなんだ。

その中に万年筆があった。
セーラーとコラボして作られたそれは全く手抜きがない。
ピースを象徴するブルーチタンの軸に大型18金ニブを搭載!!
プロフィットと形状こそ同じだが、樹脂のプロフィットと違いブルーチタン! 金属軸のプロフィットである!
しかも当然大型18金!!

そう、文具愛好家が真の世界一と認める(言い過ぎ?)セーラー大型18金の万年筆なのだ!
その上でこのただならぬ高級感……。
まあ、指紋はスゲーつきやすいが。

デザインには全く文句無し。
フォルムが多少野暮ったいが、それはプロフィットがそうだから仕方ない。
でもブルーチタンだから高級感凄いぞ。


で、書き味は?
早速書いてみましょう。


おお、すげえ。
基本的には柔らかい部類で、しなる。
しかしフニャフニャではなく弾力はかなりのもので、またほどよく硬くて書きやすい。
インクフローは抜群で、引っ掛かりは皆無。ぬめぬめ書ける。
モンブラン144より柔らかく弾力があり、しなる。
すんげえ書きやすくて気持ちいい。
モンブラン144の方がカリカリ書きやすいんだけど、トータルではピース万年筆の方が上の書き味だろう。
総合力パネェ。

手持ちでは2位の書き味。
しかしデュポンのラインDと比べると官能さが足らない。
ピース万年筆、確かに凄くいいんだけど、真面目な書き味で書いててエロくない。
とはいえ非常にレベルが高くて、★★★★★+αにするか死ぬほど迷ったほど。
物凄い書き味のよさ。

柔らかいんだけどほどよく硬くて、インクフローも凄くよくて、文句のつけようがない。
ただ、書き味がちょっと真面目すぎて、トロけるような感覚はないんだよな。
あまりにも高過ぎるレベルでの悩み。


なるはどセーラー.大型18金やべえ。
世界一だとは思わんが、並の万年筆を圧倒的する実力はある。
まあこいつは非売品で入手困難だから、ダビドフの万年筆を買うのがオススメだろうか。
2022-03-15 Tue 17:24
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MONTBRANC ノブレス No.1147 ゴールド
定価3万円


分類
万年筆
デザイン
★★★★
書き味
★★★★
ニブ
14K
ペン種
M


モンブランは今でこそマイスターシュテュック以外だとスターウォーカーくらいしか知名度がないが(一応グレートキャラクターズ、ドネーション、パトロン、作家シリーズ、ミューズ、グレートマスターズ、ヘリテイジコレクションと幅広くあるにはある)、昔は違った。
今のモンブランはどれもこれも糞高いが、昔はペリカンと同じくらいの価格ということもあり、いわゆるエントリーモデルがあったのである。
それがノブレスだ。

とはいえノブレスもピンキリで、高いノブレスは3万円した。
つまりこれだ。
エントリーには違いないが、マイスターシュテュックに負けない価格であり、ニブも14金である(エントリー故か18金はない)

そしてこのノブレス、後にダンヒルのOEMになることで有名である。

デザインはキンキラキンで細軸。結構成金趣味だが個人的にはゴージャスで好きである。
ちゃんとホワイトスターもあるぞ。

そしてこれはいわゆる昭和のモンブランであり、ニブが割と柔らかい。
モンブランの年代によるニブの違いがよく出ていると思う。

真鍮製だが細軸なので重くはない。
ニブは小さめ。パイロットでいうところの3号程度。


では書いていこう。


おー、柔らかい。しなる。
だけどグニャグニャではなく適度に硬く弾力もある。
軟調にしては割と書きやすい部類。
モンブラン144より柔らかく、バーバリーよりは硬い。
昭和のモンブランだけあってやはり柔らかいね。

ていうか、昔の万年筆って柔らかいよね。
ウォーターマンも柔らかい時代があったみたいだし。
てことはガチニブなのはパーカーだけか……。
パーカーだけはクッソ硬い。

細軸なのだがグリップ感はよくて、意外と書きやすい部類だと思う。
ただモンブランとして、というか、万年筆の王様に相応しいかというと、そうは思わない。
144ほど書いてて気持ちよくない。
官能性もないし、書き味もフツー。
今時みたいなガチニブではなく柔らかいってだけで、弾力がある方でもない。
カリカリはしない。

んー、まあエントリーだからこんなもんかなあってのはある。
見かけの高級感は凄いが。

個人的にはまあまあって感じ。
悪くはないが、特別絶賛するほどでは……。
2022-03-13 Sun 22:23
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MONTBLANC マイスターシュテュック 144
定価3万8704円


分類
万年筆
デザイン
★★★
書き味
★★★★★
ニブ
14K
ペン種
EF


筆記具の王様と言われるブランドがある。
その名をモンブラン。
文房具界の頂点に君臨するものだ。

どんな分野にも頂点はある。
時計でいうならパテック、キーボードならIBM、パイプならダンヒル、カバンならヴィトン、宝石ならハリー・ウィンストン……。
それと同じように、文房具の頂点はモンブランだ。

そして、モンブランをモンブランたらしめるのは万年筆であり、それもマイスターシュテュックと呼ばれるシリーズである。
ついでいうならそれの149にまで絞られるのだが、まあそれは置いておいて。
いわゆる『仏壇万年筆』の祖となるのがこのモンブランのマイスターシュテュックである。

さて、そんなマイスターシュテュックだが、実はバリエーションが多い。
現行販売してるので145(クラシック)、146(ル・グラン)、149の3つだが、他にも114、121、144、147なんかがかつてあって、それぞれサイズや構造、細かいデザインが違ったりする。
深田ありが持っているのは144である。


さて、モンブランというブランドなんだけどね、確かに文房具の王様だし、文房具店からスタートしたけれど、今のモンブランは文具メーカーではない。
ラグジュアリーメゾンだ。

というのもモンブランはリシュモン傘下になってからラグジュアリー路線を突っ走るようになり、今や時計、香水、バッグ、財布、ヘッドホン(!?)なんかも販売するマルチな会社になっている。
それに伴い価格も急上昇。リシュモン傘下になる前はペリカンと変わらない価格だったのに、ラグジュアリーやり始めたら文房具の値段もラグジュアリーになった。

しかしこのマイスターシュテュック、レジン樹脂で出来ているのだが……とても巷で言われるほどの高級感があるとは思えない。
少なくとも現行品の値段は高すぎると思う。
なんつーか、ラグジュアリーメゾンにモンブランって相応しいかというと、大変疑問というか、ちょっと背伸びしすぎというか。
もっと分相応でいいと思うんだけどね。

また、モンブランは年代によってペンの出来が全く違う。(ニブもペン芯も)
パイロットみたいだな。
深田ありのは90年代の後期型になる。80年代よりは硬めのニブだそうな。ニブはバイカラーでペン芯はエボナイト。


んじゃ、そろそろ書いていきまっしょい。


90年代だけあって割と柔らかい。ていうか柔らかい。
しなりは結構あり、優しい書き心地。
インクフローは十分で、サラサラとした筆跡を楽しめる。
ぬめなめ感はなく、サラサラしてる。
一方で弾力はなく、書き味はカリカリといった感じ。
サラサラカリカリ。

しかしガチニブではなく、かといって軟調というほど柔らかくもない。
なんかほどよくしなる。

流れる水のようでいて、また一方で文房具的だ。

官能性は一切ないのだが、とにかく書きやすい。
非常に書きやすい。
ウォーターマンのエキスパートの18Kよりも明らかに上の書き味。
しかしデュポンのラインDには明確に劣る。

欠点は軽すぎることか。
とにかく凄く軽い。凄まじく軽い。
そのため重心バランスが少し取りにくい。
書き味は鉛筆とは違うのだが、持った時の重さが鉛筆に近い。


んで、これはいずれれびうするが、セーラー大型18Kニブを搭載したピース万年筆と比較すると……。
これ、どっちが上の書き味とは決められない。
書き味が違いすぎるし、書き心地自体はトータルでは互角。

ピース万年筆の方が柔らかくて弾力があり、重心バランスも上なんだけど、144の方がサラサラカリカリして書きやすいんだよな。
ウォーターマンのエキスパートの鉄ペンと金ペンの違いに近いが、あれとは違うのはどちらも柔らかくてしなることと、エキスパートの場合は明らかに金ペンの方が書き味がよかったが、これはそうではなく、互角であるということだ。

ねっとり書けるピース万年筆と、サラサラカリカリの144。
どちらにもアドバンテージがあり、どちらにも利点がある。
トータルでは明らかに互角。
インクフローも同じくらいだし。
柔らかさはピース万年筆の方が上だけど、しなりも同じくらいだしな。


手持ちではピース万年筆と同率2位の万年筆といえるだろう。

流石はモンブランというか、流石は文房具の王様というか、玉座に座るにはそれ相応の理由があるんだなあとよくわかるわ。
ひっじょーに書き味がいい。並の万年筆では相手にならない。
いずれれびうするがペリカンの400NN M&Kより遥かに上。

ただあくまでこれは90年代の144なので、現行のモンブランとは違うのは留意して欲しい。
モンブランは年代で書き味違うから。

144ってあんま人気ねーんだけど、どうしてどうして、素晴らしい万年筆だと思いますよ?


追記
あ、あー、あー。
書き味はセーラー万年筆の四季織 雨音 春雨の方が似てるな。
んで、そう考えるとピース万年筆の方がモンブラン144より書き味は上と言えるだろう。
つまり
1位、S.T.デュポン ラインD
2位、セーラー万年筆 ピース万年筆
3位、モンブラン マイスターシュテュック 144
やね。
4位はウォーターマンのエキスパートの18金かなあ。
2022-03-12 Sat 00:36
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PENMIX ブラック
定価不明

分類
万年筆
デザイン
★★★
書き味

ニブ

ペン種
M


深田ありは今でこそ仏壇万年筆はモンブラン以外認めん! という過激な原理主義者だが、昔は違った。
やはり万年筆というと仏壇ですよね。てなわけで万年筆らしい万年筆ということで仏壇に強い憧れがあった。
それこそ仏壇ならなんでもいい、みたいな。
それは幼い頃から万年筆というと仏壇のはずなのに、仏壇を持っていなかったことへのコンプレックスもある。
パイロット ボレックスは本格的な万年筆には違いないが、シルバーカラーだし形状もエリートそっくりで、そのことに不満があった。
万年筆イコール仏壇!!
そう思っていたのさ。

んで、2015年だったかな。当時万年筆熱が沸き上がっていた。何故か。
理由は思い出せんが、とにかく万年筆が欲しかった時期があったんだ。
で、その時思ったね。「今度こそ仏壇にするぞ!」って。
そんな時、激安で見つけたのがこいつだ。
ボールペン、ペーパーナイフ、万年筆がセットで1500円。
当時金欠だったこともありすぐに飛び付いた。
憧れの仏壇……♪ って感じで。
後に非常に後悔し、仏壇はモンブラン原理主義者になるのだが。

このペンミックスというブランド、どうも韓国のものらしい。
しかしペンミックスでググっても医療関係の会社しかなく、万年筆の情報は皆無。

デザインとしてはモンブランのマイスターシュテュック144とサイズがほぼ同じ。デザインもホワイトスターがないだけでそっくり。
カートリッジ式なのも同じやね。
つまり、パクリ。

ただ、モンブランのマイスターシュテュックってレジン樹脂なんだよ。そのため軽いけど安っぽい。
しかしこのパクリ万年筆、なんと金属軸であり、かなり重い。アルミじゃなくまさかの真鍮。
そのため実を言うと高級感においてはある意味本家を超えているという恐るべき事態。
てか初めて本物のマイスターシュテュック触った時驚いたもん。「え!? こんなに安っぽいの!?」って。
それくらいこのペンミックスは重厚な金属軸なのである。

ちなみにニブはシュミット。Mでかなり小柄。中村箔飾工芸の蒔絵万年筆に使われてるものよりさらに小さい。
で、このせいでシュミットが嫌いになった。


さあ、なぜこいつのせいで仏壇はモンブラン原理主義になったか、なぜシュミットを嫌いになったか、書いていこう。


……かすれる、引っ掛かる、まともに書けない。
インクフローも渋く、とても使い物にならないぞこれ。

そう、こいつ書き味メチャクチャ悪いんだよ。
書いてて凄い不快で、それ故に仏壇は本物じゃなきゃ嫌だ!ってなったし、シュミットも嫌いになった。

ちなみにペンミックスのボールペンは何故かリフィルがセーラーなんだよな。こっちはボール部分が上手くでないのでティッシュ詰めて無理矢理出してる。

うむ、つまり糞だ!

こういう糞のせいで仏壇に拒否感を持ち、いや、正確には「こんな偽物持ってるなんて恥ずかしい! 偽物があるなら本物もなくちゃダメだ!」ってな気持ちでモンブランでないとダメなのよ。

なんでかっていうと、仏壇万年筆はモンブラン発祥だから。
他の全ての仏壇はモンブランの真似だ。

ペンミックスさえ買わなきゃパイロットのカスタムとかセーラーのプロフィットとかにも抵抗なかったんだけどねー。
ペンミックスのせいでマイスターシュテュック以外の仏壇は欲しくなくなってしまった……。

色んな意味で罪深い万年筆。
2022-03-11 Fri 12:32
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中村箔飾工芸 近代蒔絵 梅に鶯
定価1410円

分類
万年筆
デザイン
★★★★
書き味
★★★
ニブ

ペン種
M


シュミット製ペン先というのをだろうかご存知?
そう、百均の万年筆や雑誌の付録万年筆によく使われるやつである。
安ニブの代名詞。
一応1万円以上の万年筆にもシュミット製が使われることはあるが、印象としてはやはり汎用安ニブである。

ちなみにシュミット製とはいうが本当はシュミット社によるものではなく、BockやJowoが実際は作ってたりするのだが、それはいいとして。
とにかく安ニブの代名詞なのだ。

さて、次に中村箔飾工芸なる会社。
ようは蒔絵したり金箔はったりする会社なのだが、一時期この会社による蒔絵万年筆が格安で出回っていた。
具体的に言うと1400円。
蒔絵のボールペンですら3000円はすることを考えるとやけに安いが、蒔絵は本物だし、デザインもいい。
軸も金属でキャップを嵌めたりポストしたりする時パチン! とすげえいい音かする。
妙にクオリティが高い。
軸はとても1400円のレベルじゃない。
蒔絵にしろ金属加工にしろ、それこそ数万円クラス……。

で、中村箔飾工芸にペン先を作る能力などあるわけざないので、そこはシュミット製である。
コンバーターはカヴェコのは使えるかもしれんが、他は無理かな。これはつまり両用式ではなくカートリッジ式だ。カートリッジのみ。
勿論シュミット製なので欧州規格になる。


さて、そろそろこの謎多き万年筆を使ってみよう。軸だけは値段からは想像もつかないほど高級感あるぞ。
でも書き味は?


……Mにしても太いな。まさにウェスタンニブそのもの。
それがMなのでかなりの太字である。
手紙の宛名書きに使えるレベル、というか実際年賀状に遣ったわ。
そういレベルの太さ。

インクフローはかなりよく、ドバドバ出る。
ウォーターマンより遥かによく出る。
……出すぎなくらい。

ニブはガチニブで、しなりは全然ない。鉄ペンらしいというか。
というか、安万年筆のそれとなんら変わらない。
引っ掛かりはある。正直書き味はあまり良くないのだが、インクフローがバカみたいにいいので、書きにくさを絶妙にフォローしている。
なので★★程度の書き味だけど★★★にした。


正直さ、シュミットのペン先嫌いなんだよね。
引っ掛かるし、かすれるし。
こいつはインクフローが極端にいいから許されてるが。
巷ではシュミットはなんか評価高いんだけどさ、それ1万円以上の、調整されたペン先だろ。
百均や付録のシュミットはぶっちゃけ誉める要素ないぞ?
いや、『きちんと書ける』という点では及第点ではあるけど、それハードル低すぎね?
いや、きちんと書けない安万年筆ってのが世の中にはあるから……いや、しかしね。

でもこの梅に鶯はまだマシな部類。
とはいえ、手持ちの他の万年と書き比べると明らかに劣るんだよなあ。
★★でよかったんだよね、正直。
ただインクフローなやたらいいからギリギリ★★★にひたやった。
2022-03-10 Thu 17:37
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PARKER 45 フライターGT
定価7350円

分類
万年筆
デザイン
★★★
書き味
★★★★
ニブ
10金
ペン種
X(EF相当)


日本三大メーカーと呼ばれる万年筆ブランドは有名だね。
パイロット、プラチナ、セーラーだ。
そして世界三大メーカーと呼ばれるものもある。
それがモンブラン、ペリカン、パーカーだ。
万年筆の祖であるウォーターマン入ってねえ……。

しかし、時を少し戻して昭和時代、当時の日本において憧れの万年筆というのは違った。
モンブランとパーカーだけだったのだ。
当時の方が万年筆メーカーは多かったのに!

昭和においてペリカンを知らない人でもモンブランとパーカーは知っていた。そういうレベルだった。
パーカーはみんなの憧れだった。

さて、そんなパーカーであるが、いくつか象徴的なモデルを出している。
ひとつはデュオフォールド。ビッグレッドの名を持つオレンジの万年筆(レッドなのに?)は100年を超える歴史を持つ伝説的なモデルだ。当時地味な色ばかりだった万年筆業界に燦然と現れたそれはコナン・ドイルも愛用していたという。
ひとつはパーカー51。最近復刻版が出たのだが、これはプレピーよりも売れた万年筆である。その生産本数、実に2000万本!
ひとつはソネット。90年代に世に出てから万年筆にボールペンにとマルチに活躍している。

しかし今回れびうするのはそのいずれでもない。
パーカー45というモデルだ。
これは1960年代からゼロ年代まで40年間、パーカーがアメリカからイギリスの企業になっても連綿と作られたロングセラーモデルである。


さて、パーカーというと意味不明な機構があるのはご存知だろうか?
そう、空気穴である。
何故かキャップに穴が空いているのである。全モデル。
そのせいでメチャクチャインクが固まりやすい。子供の誤飲防止なんて説もあるが、わけがわからん。
しかしこれ、実はイギリス企業になってから始めたもので、アメリカ時代にはないのである。
深田ありのパーカー45は70年代のアメリカ版なのでこれがない。やったね!

また、このパーカー45、ニブのバリエーションが意味不明に多い。
鉄ペン、10金、14金、18金モデルがある。
珍しすぎるだろ……。

で、これを買った理由はただひとつ、10金だからである!
10金!?
なんだそりゃ!?
あまりにも意味不明な金含有率。
金の耐腐食性は14金からなので、10金では何の意味もない。
存在自体が意味不明。
買わずにはいられなかった。

パーカーはマニアの間では変態と言われている。
趣味性に振り切った変態メーカーだと。
全く同感である。ファルコンとか作ってたしな。


さあ、そろそろ書いていこう!


パーカーはガチニブで有名だが、これは凄い……。
て、鉄の棒で書いてるみたいだ……。
フーデットニブってのもあるだろうが、それにしてもしなりはおろか弾力すらない。
鉛筆やボールペンの方がまだ柔らかいぞ。
ガチガチ。

鉄ペンは硬く金ペンは柔らかいって嘘だよなあ。
こいつ一応金ペンだけど、手持ちのどの万年筆より硬いぞ!?
金属の棒で引っ掻いてるみたいというか、まんまその通りだ。比喩になってない。

しかし一方でインクフローはよく、引っ掛かりがない。ガリガリもしない。
鉄の棒そのものなのに、詰まらずサラサラ書ける。
な、なんだこの感覚は!?

かなり不思議な感覚である。
別に特別いいわけではないのだが、これはこれで悪くない。
中々面白い書き味。

割と書きやすいことに笑ってしまう。
なるほど、流石はパーカーと言ったところか。


ちなみに確かこのパーカー45がパーカー初のカートリッジ/コンバーター両用式だったと思う。
割と数出回ってるので入手は難しくないかと。
鉄の棒でゴリゴリ書きたいならオススメ。
2022-03-10 Thu 08:16
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Waterman メトロポリタン エッセンシャル パープル CT
定価1万3200円

分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★
ニブ

ペン種
F


え!? 値上がりすぎだろ!?
このれびうをするにあたってメトロポリタンの値段調べたら、いつの間にか破局的に値上がってることに驚いた。
というのもこれ、当時定価8400円なんすよ。
5000円も値上がっている。
マジかー……。

ちなみに深田ありが持ってるパープルは限定色。お気に入り。

エキスパートより下位に位置し、エンブレムが出るまではこのメトロポリタンがエントリーだった。深田ありが買ったのは2015年で、エントリーだったのだ。
だけあって金属軸でもエキスパートの真鍮とは違い、アルミになっている。
また同じ鉄ペンでもニブの形状が全く異なる。
エキスパートはセーラー中型くらいのサイズだが(鉄ペンも金ペンも)、メトロポリタンはそれよりさらに小さい。プレピーくらいのサイズ。
そしてニブの形も、なんかひし形というか、一種独特である。


まあ書いてみませう。


……う、うーん。悪くはないが、フツーだ。
特別書き味がいいわけではなく、なんなら引っ掛かりがある。
かといって書きにくいかというと、細軸由来の書きにくさを除けば別に書きにくいわけでもなく、インクフローも良好。
カリカリ感はエキスパートよりも強い。

うーん、見も蓋もない言い方をすると、非シュミットの安い鉄ペンそのもの。
たとえばコクーンとかプレジールとか、そっち系のさ。
エキスパートはそれらよりは書きやすいんだ。ワンランク上の書き味。
しかしメトロポリタンは正直同レベルだと思う。

別に悪いわけじゃないんだけど、なんていうか、フツーの鉄ペンだ。
そう、フツーの鉄ペンなのだ。
別に悪いとは言わないけど、でも、悪くないだけなんだよなぁ。
特別いいわけではない。

ただこれエキスパートの鉄ペンみたいなかすれは一切ないので、ペンとしては安定している。
ビルドクオリティは高いというか。

デザインもいいよね。

ただ、なんつーか、フツーの鉄ペンの書き味なんだよなあ。
2022-03-08 Tue 12:29
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Waterman エキスパート エッセンシャル プルシアンブルーGT
定価3万6300円

分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★★★
ニブ
18金
ペン種
F


前回れびうしたエキスパートの金ペンバージョンである。
エキスパート自体は90年代から販売されてきた人気シリーズだが、実は金ペンはなかった。
そのため書き味やデザインは評価されてきたがどうしてもカレンほどの人気は獲得できなかった。

しかし! 2019年(2020年だったかな?)に満を持して金ペンのエキスパートが出たのである!
30年近くかけてやっと出た!
ちなみにその煽りを受けてチャールストンは廃盤になるのだが、まあ仕方ないよね。

デザインはエキスパートだけあり美しいが、この18Kモデルはさらなる気品と高級感を併せ持ったプルシアンブルーやホワイトなどのモデルが加わった。
このプルシアンブルーがメチャクチャ美しいのよ。
とんでもない美しさ。
デザイン的には手持ちの万年筆で一番好き。
ぶっちゃけ衝動買いである。高い買い物だった……。

いやだってさ、鉄ペンと金ペンで値段が2万円違うんですよ!?
軸同じなのに!!
金にしたら2万円アップ! なんじゃそりゃ!?

ちなみに値上がりしたためかどーかは知らないが、ニブのデザインが鉄ペンとは異なる。
またペン芯も全く違う形状になっている。
しかもなんかペン芯にうっすらと漆が塗られているような……。
なるほど、ペン先に気合い入れまくってるわけね。


んでは鉄ペンとどれだけ書き味が違うか、早速書いていこう!!


……ぜ、全然違うじゃねえか!?

エキスパートの鉄ペンはカリカリと小気味いい書き味だったが、金ペンはモッコリした書き味だ。
インクフローは良好で、ここら辺はウォーターマンらしさがあるが、鉄ペンよりもインクフローいいな。
同じFなのに太さも違う。

またウォーターマンはガチニブで有名だけあって、これもやはりガチニブなのだが、鉄ペンよりなんつーか、弾力がある。ちびっとだけしなる。ちびっとだけ。

明らかに書き心地が違う。完全に別物。

そしてこの金ペンの書き味……凄くいい。
モンブランの144に近いが、あれよりモッコリした感じ。
引っ掛かりはなく、サラサラぬめぬめ書ける。
非常に書きやすい。
デフィよりも書きやすいかもしれん。

3万6000円でも全く高いと思わない、むしろ安くね?
凄く書き味いいぞこれ。
これは超一流の仕事ですわ。

流石にラインDのような官能的な書き味はないし、いずれれびうするセーラー万年筆の18Kのような柔らかさもないのだけど、ガチニブからぬめっとくるモッコリした書き味は中々に癖になる。
デフィやモンブラン好きな人には気に入る書き味。
鉄の棒で書いてると名高いカレンとは違い、ガチニブでも弾力やほのかな柔らかさを感じるのはインレイニブではなくオープンニブだからだろう。

ニブそのものはあまり大きくない。セーラーの中型と同じくらい。だけどほっそりしてる。
ウォーターマンは自社ニブだからね!

いや、こいつはいい。
個人的にはデザインも相まってスゲー気に入った。
高かったけど、買ってよかった。
鉄ペンエキスパートのような詰まりやかすれもないしね(新品買ったので将来的にどうなるかはわからん)
2022-03-08 Tue 07:56
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Waterman エキスパート エッセンシャル フランスブルー GT
定価1万7600円

分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★★
ニブ

ペン種
F


万年筆を発明したのは誰か。
諸説あるが、一番有名なのはルイス・エドソン・ウォーターマンであろう。
アメリカの保険員だった彼は大口の契約の際に盛大にインクをぶちまけ、その隙に契約を取られた悔しさからインクがこぼれないペンを開発。それが万年筆の発祥……というもの。

そう、ウォーターマンこそが万年筆の元祖である。
いよ、諸説あるけどね?
でも文具メーカーとしてはかなりの老舗であるし、万年筆でウォーターマンより古いメーカーはない。

ただ、ウォーターマンって元々アメリカの会社なんだよね。ルイス・エドソン・ウォーターマンはアメリカ人だし。
しかし1950年代だったかな、ウォーターマンはフランスに売却する。
それからはフランスのメーカーとしてやっていくんだ。

とはいえウォーターマンはウォーターマン。ちゃんと自社ニブだぞ。
世界で一握りしかない自社ニブを作れるメーカーの一つ。

さて、そんなウォーターマンだが、実は廃盤にする率が非常に高い。
最上位のエドソンも18Kのチャールストンも廉価のフィリアスも、他にも売れないモデルは容赦なく廃盤にしまくってきた。
そんな中、実に30年近く第一線で販売されてるモデルがある。
それがエキスパートだ。

エキスパートは真鍮軸にラッカー塗装で、鉄ペン。
で、1万7600円もする。
鉄ペンに1万円!?
しかし人気があるので廃盤にならないのである。
ウォーターマンの鉄ペンならメトロポリタンというより安いモデルがあるのに。
でもエキスパートはなくならない。
ウォーターマンというとカレンが一番人気だが、ある意味ウォーターマンを象徴するのはこのエキスパートかもしれない。
なんせ1万円超えの鉄ペンなんてちっとも人気ないのに、こいつはにあるからな。
カスタムカエデ買える値段で鉄ペンですよ?


デザインは非常にスタイリッシュ。
すげえデザインがいい。
オシャレの国フランスの美意識が全面に出ている。
イタリアンのような派手さはないが、ゴージャスと気品のある素晴らしいデザインだ。
深田ありの持つフランスブルーGTはマーブル模様のブルーがとにかく美しい。
なんせ深田ありが初めて本格的に使い始めた万年筆がこれだからな!


では書いていこう。


書き味はかなりカリカリでガチニブ。
少しかすれやすいのは酷使してペンポイント減ったからかしら?
とても鉄ペンらしい硬い書き味なのだが、インクフローは良好で引っ掛かりとかは皆無。
割とサラサラ書ける。

非常にあっさりした書き味で、かすれさえなければとても書きやすい。
このかすれは多分深田ありだけだと思うので、将来的に調整必須かなあと思う。
酷使したからねえ。
普通はここは気にしなくていいと思う。

鉄ペンらしさのある書き味ながら、鉄ペンのよさがわかる書き味ともいえる。
カリカリ小気味いい書き味は書いてて気持ちいい。
個人的にオススメ。
2022-03-08 Tue 07:25
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パイロット ボレックス シルバー
定価3300円

分類
万年筆
デザイン
★★★
書き味
★★★
ニブ

ペン種
F


深田ありが万年筆に初めて興味を抱いたのは小学2年生だったろうか。
万年筆ってなんかカッコよくて好きだった。
あと漫画家がさ、つけペン使うじゃん? あれを万年筆だと勘違いして憧れたってのもある。

で、親にねだって使い捨ての万年筆(赤インクと緑インクだったかな)を買って貰った。
しかしどうも『万年筆』っぽくない。
透明な首軸でインクも黒じゃないし、安いプラ軸は深田ありにとって大いに不満であった。
ちなみにこの頃から透明軸は嫌いなのです。
『万年筆っぽくない』から。

んで、「もっと本格的な万年筆欲しい」ってねだって、祖父に買って貰ったのがこれだ。
パイロット製の本格的な万年筆。
パイロット ボレックスである。
本音を言うならモンブランみたいな万年筆の方がよかったけど、当時はシルバー軸が流行ってたことまあったし、何よりプラ軸ではなく重厚感のある金属軸であることが大いに深田ありを満足させた。

が、それまでだった。

当時深田ありの家にはパソコンなんてものはなく、ネットなんてものも当然ない。ケータイも小学2年生が持てるわけがないし、そもそも当時のネットをケータイでやるのは無理だ。
つまり、万年筆にはメンテナンスが必要だということを知らなかった。
そして、万年筆のインクはほっとくと固まって書けなくなるということも。

結果、あっという間にインクを固まらせ、使えなくなった。

1ヶ月も使わなかったと思う。
それから時は流れ、万年筆はテキトーにしまっていて、その存在すら忘れていた。
ずっと。ずっと。
それこそベトナム戦争より長い期間。
最終的には引っ越しの際に失くしたとさえ思っていた。

ところがつい最近、この万年筆が発掘された。
捨ててなかった自分に乾杯。

てなわけで急遽洗浄を行った。
元々1ヶ月しか使ってないものだが、いかんせんあまりに長い間放置していたため、使えるか不安であった。
かすかな記憶を辿れば随分乱暴に使ってたような覚えもある。

しかし、しかし!

書けた。何の問題もなく。


てなわけで書き味のれびういきましょー。


や、柔らかい……。
しなるしなる。スゲーしなる。
これホント鉄ペンか!?
鉄ペンの常識を打ち砕くかのように柔らかい。
今で言うならフォルカンとかエラボーみたいな感じだ。
とにかくすんげえしなる。

鉄ペンは硬く金ペンは柔らかい。
これがハッキリと嘘であることを証明するかのような柔らかさ。

手持ちの全ての万年筆でも2番目に柔らかいんじゃないか?
いずれれびうするけど、ペリカンの400NN M&Kやプラチナの18Kスタンダードより柔らかいからな。
とんでもなく柔らかい。
鉄ペンとは思えない。

線の強弱はかなりつけやすいが、多少引っ掛かりはある。
これ小学2年生の時に使ってたことに驚く。
よくこんな軟調ペン使ってたな……。
カクノとかコクーンみたいなガチニブとは一線を画す柔らかさ。
実にしなる。


この万年筆、いわゆる『昔のパイロット』なんだよ。
ニブを見ると製造年は1991年12月。
まあ買って貰ったのはその数年後だから、多分文具店でホコリ被ってたやつなんだろうな。

パイロットはカスタム74からガチニブ路線になったと聞いたことがある。
それまでは軟調路線だったと。
この万年筆はカスタム74が出る前のものだ。
つまり、柔らかい時代のパイロットだな。

デザインは今で言うとエリートにそっくり。
しかしエリートは金ペンしかなく、エリート型の鉄ペンがボレックスになる。
ちなみにコンバーターは付属しないので、これ復活時にCON-40入れた。70は入らない。
……インク残留見えねえ。


正直書きやすいかというとかなり微妙なところがある。
とにかく柔らかい。
手持ちでこいつより柔らかいのは前回れびうしたバーバリーくらいだ。
あれも『昔のパイロット』のニブなんだよな。
鉄ペンらしい硬さは、あると言えばあるのかもしれんが、とにかく軟調なので鉄ペンらしさってないね。
ある意味において金ペンみたいな書き味とすら言える。
それこそウォーターマンやパーカーよりもよっぽど金ペンらしいというか。
鉄ペンなのにね。
だってカリカリ感皆無だし。鉄ペンらしい書き味とか全然ないよこれ。


まあなんにせよ、こいつは深田ありにとって思い出深い万年筆だ。
今は亡き祖父に買って貰った大切な万年筆。
大事に使っていこうじゃないの。

2022-03-06 Sun 19:51
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ぺんてる トラディオ プラマン 青
定価550円

分類
万年筆
デザイン
★★★
書き味
★★★
ニブ
プラスチック
ペン種
MF相当


万年筆のニブというと、金ペンだろうが鉄ペンだろうが合金である。
昔セーラーがシャレーナとかいう24金(正確には23.5金)の万年筆出したけど、それを除けばほぼ例外なく合金である。
金が含有するかしないかの違いはあれ。

さて、ぺんてるであるが、前回言ったようにぺんてるはかつて万年筆を作っていた。ニブはパイロットだけどな。
しかしそのさらに昔から、ぺんてるは自前で特殊な万年筆……のようなペンを作っていたのである。

それが今回れびうするプラマンだ。

プラマンの歴史はかなり古いのだが、これどういうペンかというと、プラスチック万年筆である。だからプラマン。
軸じゃない、ニブがプラスチックなんだ。
非常に独特である。
ぺんてるだけの筆致世界。

で、プラマンには使いきりのプラマンと、カートリッジ式のトラディオ プラマン、それと海外用に……シュミット製と思われる鉄ニブをつけたトラディオ プラマンの三種類があるのだけど、深田ありは真ん中のカートリッジ式のプラマンを購入した。


デザイン的にはフォルムは中々のものだが、カラーリングが地味すぎる。使いきりの方は茶色しかねえし。
しかも軸もプラなのでまあ安っぽいこと。
まあここら辺は値段考えると仕方ないね。


では書き味。

……結論を言ってしまうと、『とめ、はね、はらいが出来る極細マジック』である。

いや、それはそれで十分凄いのだが、万年筆らしいかというと、正直どうだろう?
書いてるとキュッキュッって音がして、手触りはまんまマジックのそれ。
しかしマジックと決定的に違うのが『とめ、はね、はらい』が出来ることである。

マジックとしては極上以上。紛れもなく世界一のマジックと断言できるが、万年筆として見た場合、このキュッキュッ感がどうも気になる。

プラスチック万年筆をうたうなら、万年筆らしいなにかが欲しいけど、これはマジックよりだとも思う。
ただマジックでは不可能な芸当をいとも容易くやってのけるのは凄い。


また、書き味そのものはとても良くて、実に書きやすい。サラサラ書ける。
柔らかい書き味で、軟調ペンの書き心地。
でもしなりがあるとかグニャグニャとかではなく、サラサラ書ける。
非常に『ペン』としては素晴らしいものがあり、流石はぺんてると言うか……。

しかし万年筆として見た場合、どうしてもキュッキュッ感が気になるんだよな。
だもんで評価は少し低めにしたが、別にプラマンがペンとして悪いわけではない。
ペンとしてなら間違いなく極上。
万年筆としてだと……この感触がなあって感じ。
2022-03-04 Fri 15:08
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ぺんてる バーバリー リベラ バーバリーチェック
定価1万8900円


分類
万年筆
デザイン
★★★★
書き味
★★★
ニブ
14金
ペン種
M



ぺんてるが昔万年筆を作っていたのをご存知だろうか?
ランスロットって言うんだけどね。まあパイロットのOEMなのだけど、このペン先が実はグランセの系譜というか、昔作ってたグランディってやつとそっくりなのよね。
3号ニブの14金で、ちっちゃいニブだ。
カスタムの系譜ではない。

しかしこのニブ、昔のパイロットのニブなのよ。これ重要。
パイロットはカスタム74からガチニブになるのだけど、その前は柔らかいニブを作っていた。
カスタムカエデがその系譜を継いでいるのだけど、そんな昔のニブをぺんてるの万年筆には搭載されている。

で、そのぺんてるは80年代~90年代初頭にかけてバーバリーの万年筆をOEMしていた。
……バーバリーの万年筆はぺんてる製だがニブはパイロットという、それどこのメーカーだよって感じだが、まあぺんてるとしておく。

これはぺんてるのランスロットと全く同じ作りだが、デザインがバーバリーらしくバーバリーチェックになっていて、ニブにもバーバリーの紋章が描かれている。
まあでも、ランスロットそのものだ。

その未使用品をゲットした。
未使用品ですよ未使用品。新古品だ。
コンバーターも付属していた。
パイロットのCON-20。
まあ、ニブがパイロットだからね。ぺんてるが作ったのは軸だけだ。

デザインはバーバリーチェックがとてもいい感じなのだが、どことなくスコットランドの民族衣装的な雰囲気を醸し出している。
ちょっとダサさがあるかな。


さ、書いていきませう!

……CON-20使いづれえ。
これボタン押し式で、まあ要するに醤油チュルチュルと同じ原理なのだけど、透明じゃないのでインクがちゃんと吸い込んでいるのかわからない!
そら廃盤になるわ。


さて、書き味だが……うわあ、柔らかい。
軟調ペンだ。これは軟調だ。
一応コシのある書き心地で、グニャグニャってわけじゃなく、柔らかいながらも適度な硬さがあり、書いててなんか面白い。

パイロットはカスタムの5号、10号、15号のデカニブよりもグランセの3号ニブの方が好きって人も多いのだけど、なんかわかるわ。
一種独特な柔らかさで、まあこれを15号にしたのがカスタムカエデなのかな?
カスタム65の5号がこれに近いのだろうか?

フニャフニャじゃなく、しっかりとした弾力がありつつ、柔らかい。
面白い。
しなりはあるのだけど、潰れやすいってわけじゃない。

デュポンのラインDのような官能的な書き味はないが、これはこれで悪くない。
デフィと比べるとデフィの方が書き味はいいかな。

でもこういう軟調ペンの魅力はなるほど捨てがたいな。


実は深田あり、バーバリーの手帳を持っているのでこいつはお外でメモる時に使いたい。
バーバリーの手帳とバーバリーの万年筆。うむ、実にバーバリーだ。

2022-03-02 Wed 22:47
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S.T.Dupont デフィ パンチングレザー キャメル
定価7万4800円


分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★★★
ニブ

ペン種
F


万年筆のペン先というのは、大分して2つのパターンに分類される。
ひとつは自社開発。自社独自のペンだ。
もうひとつは他社のペン先を改造する、もしくは他社のペンをそのまんま使うというもの。
で、世にある文具メーカーのほとんどは後者を選ぶ。

自社ペンを作れるメーカーというのは非常に数少ない。
海外ではモンブラン、ペリカン、パーカー、ウォーターマン、アウロラ、ラミー、ロミロ、アンコラ
国内ではパイロット、プラチナ、セーラー
しかない。
シェーファーは昔はペンポイントまで自前で作ってたが、今はBockだ。
ちなみにペンポイントまで自社で作れるのはパイロットだけだ。
モンブランもペリカンも作れない。

で、多くのメーカーはBockやJowoなどのペン先メーカーから供給されたニブを改造して使っている。
デュポンもそのひとつだった。
デュポンはペリカンからペン先を供給していた。
後にBockになる。

そんな自社ペン先というすんげえ高いハードルを超えるべくデュポンは2年の歳月をかけてついに自社ペン先の開発に成功。
鉄ペンながら金ペンに匹敵する書き味を誇るとうたったこだわりの万年筆。

それがこのデフィである。

ボールペンはぶっちゃけおまけで作った。
本気の本気で作ったのは万年筆だ。デュポン初の自社ペン。
卓抜した金属加工技術を誇るデュポンが、文具メーカーが本業ではないのに本業が文具メーカーな会社ですらほとんどが作れない自社ペンを、デュポンはやってのけたのだ。

が、売れなかった。
さっぱり売れなかった。
で、廃盤になった。

まあ仕方ないよな。深田ありのは上位モデルのパンチングレザー仕様だから通常版より少し高いわけだが(勿論本革だ。デュポンは革製品も超一流)、通常版でも税込6万6000円もする。
鉄ペンが6万6000円だぜ?
スーベレーンM800やカスタム845より高いのに鉄ペンだぜ!?
売れるわけねえよなあ。

他社の18金の、それも上位モデルが買えてしまう値段で鉄ペン!!
そんなわけでおまけで作ったボールペンは売れるのに本気で作った万年筆は売れずに廃盤という不遇の子である。

しかしそれでも自社ペン先なんですよ!!
ラグジュアリーメゾンが! 本業はカバン屋が! 一番の売れ筋商品がライターの会社が! 並の文具メーカーには出来ない自社ペン先をやってのけたんですよ!!
デュポン信者として捨て置くわけにはいかないでしょお!?

ラグジュアリーメゾンの文具なんてどこもOEMだ。
カルティエも、ダンヒルも、エルメスも、ヴィトンも、バーバリーも、ダビドフも、ティファニーも、全てOEMだ。
自分で作ってない。
しかしデュポンは、S.T.デュポンはお手製なんですよ!! 職人のタマシイがこもってんだよ!!


てなわけで早速書いていきましょう。

デザインはボールペンのデフィとぶっちゃけ変わらん。2017年にモデルチェンジしてそうなった。
旧版の方がカッコいいと思うが、まあ贅沢は言うまい。
万年筆のくせにキャップポストできないし、クリップも尻軸にあるという、万年筆の常識を打ち砕く……というかラグジュアリーメゾンらしいなって感じのデザイン。
とにかくカッコいいが、とにかく文房具らしくない。
実にデュポンらしい。
でも人間工学に基づいて設計してるだけあって意外と持ちやすい。


書き味は非常に書きやすい。
サラサラとペンが進む。なめらかな筆致はデュポンって感じで、プレピーのような引っ掛かる感じは一切しない。
極めて良質な鉄ペンで、値段はともかく鉄ペンでこんだけ書ければ金ペンの必要性がわからないレベル。

が、14金のラインDと書き比べると、ぬるぬる感が足らない。

どちらもガチニブなのだけど、ラインDの方がぬらぬら書ける。
デフィもなめらかに書けるかなり上等の万年筆なのだが、ラインDのエロティックな書き味と比べるとどうしてもワンランク落ちると言わざるを得ない。

とはいえ、デフィの書き味は十分素晴らしいもので、これ単体に不満があるかというと、ない。
あくまでラインDよりは劣るってだけ。

このデフィは鉄ペンながら金ペンの書き味をめざした、と標榜しているが、つまるところデュポンの金ペンの書き味だ。
つまりなめらかな書き心地。
それはこのデフィにもしっかりあるのだけど……でもラインDほどではない。


ただ、値段がほんとありえないよね。

書き味は確かに凄くいいんですけどね?
デザインも物凄くいいんですけどね?

でも7万4800円ですよ?
いやあ、これは売れないわ。
鉄ペンとしては確かに極上の書き味なのだが……ラインDほどの絶対性はないんだよなあ。

なめらかに書けるんだけどねえ。
2022-03-02 Wed 22:46
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深田ありの万年筆一覧
万年筆やシャーペンなど、数が増えすぎたので種類別に一覧することにしましたの。
今回は万年筆編。


インク

瓶 8本

プラチナ万年筆 INK-1200#1 ブラック
CROSS ブルーブラック
Waterman セレニティーブルー
Pelikan 4001 ブラウン
セーラー万年筆 四季織 若鶯
セーラー万年筆 四季織 金木犀
セーラー万年筆 四季織 藤姿
セーラー万年筆 四季織 囲炉裏


カートリッジ 3箱

MONTBLANK ミステリーブラック
Waterman ミステリアスブルー
プラチナ万年筆 SPSQ-400#2 レッド




万年筆 23本


舶来万年筆 13本

1、S.T.Dupont ラインD ブルー&ローズゴールド(EF)14K
2、S.T.Dupont デフィ パンチングレザー キャメル(F)鉄

3、Waterman エキスパート エッセンシャル フランスブルー GT(F)鉄+23Kメッキ
4、Waterman エキスパート エッセンシャル プルシアンブルーGT(F)18K
5、Waterman メトロポリタン エッセンシャル パープル CT(F)鉄

6、MONTBLANC マイスターシュテュック 144 ブラック(EF)14K
7、MONTBLANC ノブレス No.1447 ゴールド(M)14K

8、Pelikan Classic M200 パステルグリーン(B)鉄
9、Pelikan 400NN M&K 緑縞(F)14K

10、PARKER 45 フライターGT(X)10K

11、PENBBS 308 紅葉(F)鉄
12、PENBBS 456 赤紫(F)鉄

13、PENMIX ブラック(M)鉄


国産万年筆 10本

14、パイロット ボレックス シルバー(F)鉄

15、セーラー万年筆 四季織 雨音 春雨(中細字)21K
16、セーラー万年筆 The Peace Design ブルーチタン(MF)18K

17、プラチナ万年筆 #3776センチュリー ブライヤー(細字)14K
18、プラチナ万年筆 プレジール レッド(細字)鉄
19、プラチナ万年筆 美巧 18Kスタンダード レッド(中字)18K
20、プラチナ万年筆 プレピー コクヨコラボレーションモデル ホワイト(細字)鉄

21、ぺんてる トラディオ プラマン 青(MF相当)プラ
22、ぺんてる バーバリー リベラ バーバリーチェック(M)14K

23、中村箔飾工芸 近代蒔絵 梅に鶯(M)鉄




所持ペン(金ペン11本、鉄ペン11本、プラペン1本)
21金……1本
18金……3本
14金……6本
10金……1本
鉄…………11本
プラ……1本

EF(X含む)……3本
F(細字含む)……11本
MF(中細字含む)……3本
M(中字含む)……5本
B(太字含む)……1本

カートリッジ運用……6本
コンバーター運用……14本(ピストン式12本、スライド式1本、中押し式1本)
回転吸入式……2本
プランジャー式……1本

嵌合式……18本
ネジ切り式……5本
2022-02-06 Sun 00:29
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松風
最近発売した新製品の刻み煙草。
なんだかんだ定期的に新商品でるよね。

で、今回の松風。
葉組はバージニア+国分だそうな。
こ、国分!? え!? 国分なんてまだ作ってたの!? そこに驚くわ!
てか今まで何に使ってたんだよ!?
小粋にすら使われてないんだぞ!?
マジで国分何に使ってたんだよ……。
戦前は高級葉のひとつとされていた国分だが……。

ま、ともかく吸ってみませう。

葉はわりと茶色い。国分多めなのか?
でも香りはかなりバージニアが強い。熟成してんのか?


では一服。


……味そのものはバージニア主体だが、なんだ、このすんげえ独特な風味は?
しょっぱい……うん。これはしょっぱい。
スイカに塩……いや、これはトウモロコシに塩だな。
てか焼きもろこしの味がする。

後味に独特な和風感があるのだが、非常に説明が難しい。
松川のような甘さはないが、バージニアの甘さがある。甘さは控えめ。
癖は全くなく、恐ろしく吸いやすい。
辛味がなく、苦味もない。
雑味なんて微塵もない。

しかしこの不思議な穀物感がとてもトウモロコシなんだよな。
ほんとトウモロコシみたいな味。
それも炙った感じ。焼きもろこし。
でも醤油の味はしない。

敢えて煙草で語るならオリエントに近いんだけど、オリエントともまた違うんだよな。
国分は初めて吸ったが、非常に個性的。

癖らしい癖がここまでないのは珍しい。
松川より癖がない。
ともすればつまんない味と言いたくなるギリギリのライン。
かなりあっさりしている。
非常にあっさりしている。

こってり感は皆無だし、トースト感も皆無だし、タンバイトすらない。
吸いやすさという点で言うならこれ以上はないくらい吸いやすい。
ニコチンは強め。

誰でも吸える味。
しかし、味そのものは不思議なんだよな。
醤油をつけていない焼きもろこしとしか言いようのない味がする。
こんな味は初めてだ。

美味いか不味いかで言うなら美味いと思う。
黒蜘蛛とか黒船とかいろはみたいに明らかに人を選ぶ味とは完全に対極にある、メチャクチャさっぱりした味。
あまりにも癖がない。
でも変な個性はある。
不思議な煙草である。

宝船ゴールドや松川みたいな甘さを重視したわけでもないし、かといって達磨のような穀物感の強い味でもないし、出水のような香り強い感じもしない。
ましてや小粋のような複雑さも、宝船のような洋風感もない。
おっそろしく癖がない。
水道水飲んでるみたい。

でも不思議と個性は感じるんだよなあ。

美味いんだけどね、吸いやすいんだけどね、なんだろうね、これ絶賛はしにくいというか、えーと、どう言えばいいのか。
焼きもろこし味のする水道水というか。
水道水ってさ、美味いとか不味いとか次元で語らないよな?
あれに近い。
あまりにもナチュラルで、あまりにも自然。

別に味がないわけでもつまんないわけでもないんだけど、淡く儚く消えていく……。
そう、淡い!
淡いんだよこれ!
まるでガラス細工のように繊細で淡い!!
透明感の非常に強い味!!!


松風は誰にでもオススメできる味だと思う。
しかも美味いのも認める。
常喫にもピッタリだろう。

しかしこの淡さ、透明感はどうしても絶賛を拒絶させる異様な威圧感を有する。
美味いんだけど……美味いんだけど……でも……って感じがする。
誰にでも吸える、癖のない美味しさ。
わかる、わかるよ、わかるんだよ!
しかし、しかし、しかし!
ああ、なんというか、なんていうか、ああ……。
この透き通ったクリアな味は上質なアクアパッツァであろうか。

透明な、醤油のない焼きもろこし。

それが、松風である。
2022-02-03 Thu 08:00
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JAPAEAR JE-MIC-888-EXG
2021年発売


参考比較(5段階評価)
高音……★★★★★
中音……★★★★
低音……★★★★★
総合……★★★★★

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★



深田ありはシングルBA、マルチBA、ハイブリッドはハイエンドを所有している。
FI-BA-SS(11万円)、SE846(10万円)、DORADO(12万円)。
しかしシングルDDだけはハイエンドを手にすることがないままオデオを完結させた。
このことに心残りがないわけがないのだが、それでも諦めることにした。

そんなある日、年末企画でJAPAEARさんが8名様に最上位DD機であるJE-MIC-888-EXGを抽選でプレゼント、というのがあった。
応募者は実に1461人。当たるとは全く思わなかった。
どうせ落ちるだろうと思いながらやってみたのだ。

……当たった。

8/1461とかいう、四捨五入して183倍の倍率を突破し、8万8000円のイヤホンを図らずもゲットしてしまった。
マジかよ……。

8万8000円だからハイエンドのラインである10万円には及ばないが、illuminationが8万9800円でハイエンド扱いしているし、このJE-MIC-888-EXGはJAPAEARのDD機としては最上位に位置する。
じゃあハイエンドでいいよね!

それに深田ありはシングルDDイヤホンのハイエンドは持っていない。
HA-FX1100が5万7000円、AH-CKW1000ANVが5万4000円で、これが最高値だった。
まあヘッドホンはイーリアたんが13万円、QUAD ERA-1が10万円でハイエンドなんだけどね、あくまでイヤホンとしては。
だからずっと心残りだったんだ。ハイエンドのシングルDDイヤホンが欲しい、という。

まさかそれをこんな形で手に入るとは……今年は運がいいな。

ハウジングがどことなくJVCっぽさを感じる。ていうか似ている。


しかしこのイヤホン、巷のレビューが圧倒的に少ない。
少ないなんてもんじゃない。ほとんどない。
しかも公式でも全方向空間濃密表現型なる、どんな音か想像もつかない宣伝をしている。
JE-777をマイクつきにしただけかなと最初は思ったが、周波数帯域もケーブルの中身も違うので、音は別物に違いない。値段も1万円近く高いし。
デザインはそっくりだけどね。

これは深田ありがれびうしなければなるまいよ。


てなわけで聴いていこう。

傾向は低音より。
ただし強ドンシャリに感じられる。帯域的には低音より。


高音……かなり派手で鋭くきらめく高音だが、刺さりはない。距離が近く、大変目立つ。刺さりはないが、タ行が少し痛い。

中音……このイヤホンにおける唯一の欠点。濁りがあり、距離が遠く、艶もなく、響きもしない、凡庸かつ退屈な中音。ただ淡々と鳴るだけ。ただし割とクリアで篭りも極めて少ないので★★★★にした。DAPによっては容赦なく篭るので上流によっては★★★になる。

低音……このイヤホンの肝。非常に低音が強い。FX1100に匹敵するくらい強い。ただFX1100の方が質がいい。締まりはあまりないが、ボワつくわけじゃない。質はFI-BA-SSに大きく劣るが、量感で盛り返す。中音にちびっと被る。

解像度……解像度、分離共に非常に高い部類で、そこは流石ハイエンド。どの帯域もマスクされず(中音は少し微妙)、音はガッツリ聴こえる。しかしFI-BA-SSよりは劣る。

クリア……かなりクリア。篭りは非常に少ない。シングルDDらしい中音の濁りはあるし、FI-BA-SSやCHACONNEと比べると篭るんだけど、あれらはクリアすぎるので例外。

音場……かなり広く、何より空気感が素晴らしく立体的で抜けもいい。このイヤホンにおける3つの武器のひとつで、手放しで誉められる。FI-BA-SSよりは狭いが立体感は上。


DAPで音が非常に大きく変動する。
DAPによって高音が弱くなったり、低音が弱くなったりする。
手持ちだと三段A16が一番相性がよかった。
ちなみにれびうは据え置きだけど、三段A16の方が相性はいい。空気感は据え置きが勝るが、三段A16の方が中音が前に来て据え置きほど中音は悪くない。音も据え置きより派手になるし。

とにかくDAPで大きく音が変わる。DDでここまで上流に敏感なのは珍しい。BAならよくあるが。


このイヤホンの価値は高音と低音と空気感にある。
全方向空間濃密表現型の名に偽りはなく、この3本の柱が非常に素晴らしい。
分量もいいし。

でも、だからこそ、中音の凡庸さが気になる。
別に悪いわけじゃないんだけどね、高音も低音も空気感も素晴らしいからこそ、この何の魅力もない中音が鼻につく。
ハイレベル故の悩みというか。
これはA8000にも言えることで、シングルDDの問題点だなあ。

ちなみに音は確かに濃密なのだけど、別に音が濃いわけではない。
非常にシングルDDらしい音色で、むしろ細め。
ただ色んな帯域がガッツリに聴こえるから濃密なだけ。
音の濃さは多ドラには及ばないし、EM5813やイーリアたんみたいなのとも違う。


SONOROUS Ⅳ CTと比べると流石に勝ててないし、中音も遠いのだけど、部分的にはSONOROUS Ⅳ CTを超えるところもあるし、なんならJE-MIC-888EXGの方がクリアな音。

最後の最後でようやくハイエンドのシングルDDを手に入れた。
これでもうオデオで思い残すことはない。
綺麗に終われたと思う。

2022-01-12 Wed 08:12
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所持イヤホン・ヘッドホン一覧その3(メーカー別)
110本(完結。紛失・断線除く)
ヘッドホン18本、耳かけ3本、ネックバンド1本、イヤホン88本
♥️は好み度(音質の良さではない)


aiwa
・HPB-SW40(Butterfly Auaio)♥️×4

ACHICOO
・C18付属イヤホン ♥️×2

AGPTEK
・A01付属イヤホン ♥️×1

ALPEX
・HSE-A1000 ♥️×3
・HSE-A1000R ♥️×2
・HSE-A1000PN(有線ピヤホン) ♥️×2
・HSE-A2000PN(有線ピヤホン2) ♥️×2

ATOMIC FLOYD
・SuperDarts+Remote ♥️×3

at.Q
・AT-ES02 ♥️×1
・AT-ES05 ♥️×3
・AT-ES06 ♥️×3
・AT-ES11 ♥️×3

Apple
・EarPods with 3.5 mm Headphone Plug ♥️×2

ASUS
・ZenEar Pro ♥️×3

Audio Technica
・ATH-EW9 ♥️×3
・ATH-CK100pro ♥️×4
・ATH-CKM1000 ♥️×3
・ATH-CKW1000ANV ♥️×5
・ATH-CK52 ♥️×4
・ATH-CK7 ※断線 ♥️×3
・ATH-C502 ♥️×2
・ATH-CV5 ♥️×1
・ATH-IM50 ♥️×3

AUGLAMOUR
・RX-1 ♥️×2

Astell&kern
・ICP-AT500 ♥️×2

BASN
・BC100 ※紛失 ♥️×1

BGVP
・NS9 ♥️×3

Blon
・BOSSHIFI B8 ♥️×2

Blue Ever Blue
・Model1200 ♥️×3

Cardas Audio
・EM5813 Model1 ♥️×4

Campfire Audio
・DORADO ♥️×5

Clear Tune Monitors
・VS-2  ♥️×3

Cyberdrive
・Forte Impact DURA BASS ♥️×3
・Forte Classic BASS ♥️×3

DAISO
・AL-002 ♥️×2
・HQ-003 ♥️×3
・ステレオイヤホン カップカナルタイプ ♥️×1
・ステレオイヤホン ブリリアントタイプ ♥️×4
・ステレオイヤホン ジェリービーンズタイプ ♥️×1

DUNU
・DN-2000 ♥️×6
・DK2001 ♥️×6

DENON
・AH-C820 ♥️×4
・AH-C100 ♥️×3
・AH-C710 ※断線 ♥️×3

ELECOM
・EHP-CH2000 ♥️×3
・EHP-SL100ASV(士郎正宗デザイン/アニソンチューニングイヤホン) ♥️×3

ELEGA
・CBS SONYスタジオ用Pro monitor stereo headphone ♥️×3

ETYMOTIC RESEARCH
・ER-4S ♥️×3

Focal
・Elear ♥️×6
・Spirit One ♥️×4
・Sphear ♥️×4
・Sphear S ♥️×3
・Spark ♥️×3

final
・SONOROUS Ⅳ CT ♥️×6
・FI-BA-SS ♥️×5
・Adagio Ⅲ ♥️×3
・Adagio Ⅱ ♥️×2
・E500 ♥️×2

G4
・G451 ♥️×3

GRADO
・SR325e ♥️×4
・GR10e ♥️×4

IDEA LABEL
・i Sound 3D Earphone Rock ♥️×4

intime
・碧light ♥️×3

JAPAEAR
・JE-MIC-888EXG ♥️×5

JVC
・HA-FX1100♥️×3
・HA-FXZ100 ♥️×3
・MR-L235 ♥️×1

KOSS
・KSC75 ♥️×4
・THE PLUG(新旧共に所持)♥️×3
・SPARK PLUG(新旧共に所持)♥️×3

KZ
・ZS5 ♥️×2
・ZS6 ♥️×3
・ZS10pro ♥️×3

NAGAOKA
・P908 ♥️×4

Nantera SELECTION (パソコン工房)
・IE-006 ♥️×4

Marantz
・HP101 ♥️×4

Moondrop(水月雨)
・CHACONNE ♥️×5
・SpaceShip ♥️×3

OKCSC
・ZX1 ♥️×4

oBravo
・erib-8a「パシテア-Pasithea-」 ♥️×4

Panasonic
・RP-HDE10 ♥️×3
・RP-HJE150 ♥️×2
・RP-HJ337 ♥️×2

Pioneer
・SE-A1000 ♥️×4
・SE-500 ♥️×3
・SE-CL751 ♥️×4
・SE-CL721 ♥️×2

Quad
・ERA-1 ♥️×3

Sabbat
・X12 pro ♥️×2

SCOSCHE
・IEM856 ♥️×3

SHURE
・SE846 ♥️×5
・SE215 Special Edition ♥️×4

SKULLCANDY
・CRUSHER ♥️×2

SONY
・MDR-CD900ST ♥️×3
・MDR-Q55SL ♥️×2
・MDR-XBA-A2 ♥️×4
・MDR-NWNC33(ウォークマン付属イヤホン) ♥️×2

SONOCORE
・COA-803 ♥️×4

Soul
・SL99 ♥️×3

Tanchjim
・Darling ♥️×6

TDK
・neo:n03 ※紛失 ♥️×2

Technics
・RP-DH1200 ♥️×3

TTPOD
・T2 ♥️×2

Ultrasone
・HFI-780 ♥️×3

Ultimate Ears
・UE9000 ♥️×3
・Super fi 5 EB ♥️×6
・Triple fi 10 pro ♥️×3
・UE900s ♥️×3

Xiaomi
・IN-Ear Headphones Pro HD ♥️×3

YAMAHA
・HP-50 ♥️×2

アシダ音響
・ST-4000R ♥️×2

城下工業
・Sound Warrior SW-HP10 ♥️×3

上海問屋
・DN-12883(問屋ハイブリッド) ♥️×3
・DN-13578(問屋ハイレゾハイブリッド) ♥️×2

パイオニアサイクル芝
・前方定位ヘッドホンONZOH Ⅱ P ♥️×5
2022-01-06 Thu 06:35
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所持イヤホン・ヘッドホン一覧その4
本来茫漠では顔文字はしないことにしてるのだけど、ツイッターに送る予定で書いたため顔文字がある。
……4000字あるからツイッターの方では説明文削除しちゃうんだけどね。


手持ちのイヤホンをお気に入り順に並べてみたヽ(・∀・)ノ
ヘッドホンは入れてないが、ネックバンドと耳掛けはイヤホン扱いということで入れてある。
あくまでお気に入りなので、音質の良さが絶対の指針ではない。デザインや使い勝手の良さも加味される。

お気に×6
※涙が出るほど好きなイヤホン群。永遠指定。最悪これさえあればいいレベル。
・DUNU DN-2000
・DUNU DK2001
・Tanchjim Darling
・Ultimate Ears Super fi 5 EB

……まさかの全部ハイブリッド(^^;;
しかもハイエンドが1つもない(^^;;


お気に×5
※基本的に永久に手放すつもりのないイヤホン群。めっちゃ好き。
・AudioTechnica ATH-CKW1000ANV
・Campfire Audio DORADO
・final FI-BA-SS
・JAPAEAR JE-MIC-888EXG
・Moondrop CHACONNE
・SHURE SE846
・GRADO GR10e
・パイオニアサイクル芝 前方定位ヘッドホン ONZOH Ⅱ P
・DENON AH-C820
・SONY XBA-A2
・Focal Spark

こちらは逆にハイブリッドは少ない( ゚ 3゚)
XBA-A2はお気に×4に限りなく近いが、昔からの大の相棒で今でもよく使うのでこっちにした。
FI-BA-SSとGR10eを同列にするのは迷ったが、『音質』だけでは判断してないからな(ヾノ・∀・`)
『総合的』にお気に入りを選んだ結果こうなった。
でもFI-BA-SSは限りなくお気に×6に近い×5。ぶっちゃけ6でもよかった。


お気に×4
※音が良くも悪くも好きなイヤホンや、使用頻度が非常に高いイヤホン群。
・JVC HA-FX1100
・AudioTechnica ATH-CK100pro
・AudioTechnica ATH-CK52
・Cardas EM5813 Model1
・DAISO ステレオイヤホン ブリリアントタイプ
・Focal Sphear
・Pioneer SE-CL751
・IDEA RABELi Sound 3D Earphone Rock
・oBravo erib-8a「パシテア-Pasithea-」
・KOSS KSC75
・SHURE SE215spe
・Sonocoa COA-803
・NAGAOKA P908
・パソコン工房 IE-006
・marantz HP101
・ELECOM EHP-SL100ASV(士郎正宗デザイン/アニソンチューニングイヤホン)
・ELECOM EHP-CH2000
・SCOSCHE IEM856

値段も音質もバラバラだが、大体は『音質が割とよくて、かつ好きな音のイヤホン』や『音があまりにもブッ飛んでるイヤホン』が該当する(ヾノ・∀・`)
SE215speはお気に×5に限りなく近いし、多分未来永劫手放さないだろうけど、使用頻度がXBA-A2に比べて少ないのでこっちにした。


お気に×3
※可もなく不可もなく。使うことはあるけどお気に×4に使用機会を奪われまくってるちょっと不遇なイヤホン群。
・ALPEX HSE-A1000
・ALPEX HSE-A2000PN(有線ピヤホン2)
・ATOMIC FLOYD SuperDarts+Remote
・at.Q AT-ES05
・at.Q AT-ES06
・at.Q AT-ES11(セリホン)
・AudioTechnica ATH-EW9
・AudioTechnica ATH-CKM1000
・AudioTechnica ATH-IM50
・AudioTechnica ATH-CK7(現在断線中)
・Cyberdrive Forte Impact DURA BASS
・Cyberdrive Forte Classic BASS
・Blue Ever Blue Model1200
・ASUS ZenEar Pro
・Clear Tune Monitors VS-2
・上海問屋 DN-12883(初代問屋ハイブリッド)
・DAISO HQ-003
・DENON AH-C710(現在断線中)
・DENON AH-C100
・final Adagio Ⅲ
・intime 碧light
・ETYMOTIC RESEARCH ER-4S
・Focal Sphear S
・G4 G451
・Xiaomi IN-Ear Headphones Pro HD
・Soul SL99
・JVC HA-FXZ100
・Ultimate Ears Triple fi 10 pro
・Ultimate Ears UE900s
・KZ ZS6
・KZ ZS10pro
・Panasonic RP-HDE10
・KOSS THE PLUG(新旧共に所持)
・KOSS SPARK PLUG(新旧共に所持)
・Moondrop Spaceship
・BGVP NS9

これらの中には『音はかなりいいイヤホン』もちらほらあるのだが(ER-4Sとか)、好き嫌いで言うと別に好きじゃないんだよな(^^;;
その他UE900sのように『別に嫌いじゃないんだけど不思議と使う機会の少ないイヤホン』もここに該当する(ヾノ・∀・`)


お気に×2
ぶっちゃけ全然使ってないし、気に食わない点が多すぎるイヤホン群。ごくごく稀に気の迷いで使う。
・ACHICOO C18付属イヤホン
・ALPEX HSE-A1000R
・ALPEX HSE-A1000PN(有線ピヤホン)
・Apple EarPods with 3.5 mm Headphone Plug(実はリファレンス)
・AudioTechnica ATH-C502
・Astell&kern ICP-AT500(通称Adagio Ⅳ)
・AUGLAMOUR RX-1
・DAISO AL-002
・final Adagio Ⅱ
・final E500
・KZ ZS5
・Panasonic RP-HJE150
・Panasonic RP-HJ337
・Pioneer SE-CL721
・上海問屋 DN-13578(問屋ハイレゾハイブリッド)
・TDK neo:n03(紛失してしまった)
・TTPOD T2
・MDR-NWNC33(ウォークマン付属イヤホン)
・KENWOOD MG-G708付属イヤホン
・Sabbat X12 pro

EarPodsはぶっちゃけ嫌いなんだけどね、『全世界で一番使われてるイヤホン』だからこれをリファレンスイヤホンにしている(ヾノ・∀・`)
つまり『全世界における最も馴染み深い音』だからだ。これを基準にすれば6億の人間に理解できる。
ぶっちゃけ超フラットのイヤホンがあったとしても、その音を知らない人にはわかんないじゃん。どんな音なのかさ。
でもEarPodsなら6億人が理解できる。
だからEarPodsを基準にしている。
TTPOD T2は実は限りなくお気に×3に近い×2。デザインが物凄く好きなんだよこれ(^^;;
ただ音が物凄く気に食わない(ぶっちゃけ悪い)のでギリギリ2にしているが、3でもよかった。


お気に×1
買わなきゃよかったと後悔してるイヤホン群。使うことはまずない。
・AGPTEK A01付属イヤホン
・at.Q AT-ES02
・AudioTechnica ATH-CV5
・BASN BC100 (TRN BT20ごと紛失してしまった……)
・DAISO ステレオイヤホン カップカナルタイプ
・DAISO ステレオイヤホン ジェリービーンズタイプ
・JVC MR-L235
・SONY MDR-Q55SL



手持ちのヘッドホン編も(ヾノ・∀・`)
ネックスピーカーもついでに入れた(1つしかないが)

お気に×6
・Focal Elear
・final SONOROUS Ⅳ(Cタイプイヤーパッド+シルバーコートケーブル)

SONOROUS Ⅳに関してはSONOROUS Ⅳ CT、Elearはイーリアたんと、それぞれ愛称をつけるくらいには気に入っている(ヾノ・∀・`)
ぶっちゃけヘッドホンの使用率の90%以上がこの2機種であり、この2つでいいんじゃないかなって状況にすらある(^^;;

お気に×5
・OKCSC ZX1

実は使用頻度が3番目に高いのがこいつ(^^;;
変則フルオープン型で、音がかなり癖の強い代物なのだが、軽くて使いやすくてどうしても嫌いになれぬ(^^;;
音は安っぽいんだけどね(^^;;
とにかく使いやすいのがいい。地味に大好き。


お気に×4
・aiwa HPB-SW40(Butterfly Auaio)
・Focal Sprit One
・GRADO SR325e
・Pioneer SE-A1000

音は好きだしたまに使うけど、どうしてもそれぞれに不満点があって使用頻度が低いんだよな。
首を動かせない上にBluetoothなaiwaのネックスピーカーとか、ケーブルが6mもあるSE-A1000とか、耐久性が糞なFocal Sprit Oneとかな。SR325eはそういう不満はないけど据え置きと相性悪いんだよな(ヾノ・∀・`)


お気に×3
・ELEGA CBS SONYスタジオ用Pro monitor stereo headphone(愛称DR-206CBS)
・Pioneer SE-500
・QUAD ERA-1
・SONY MDR-CD900ST
・Technics RP-DH1200
・Ultrasone HFI-780(旧型)
・Ultimate Ears UE9000
・城下工業 Sound Warrior SW-HP10

別に嫌いな機種は1つもないんだけど、なんか普段使わないんだよね(^^;;
いや、CD900STは比較に使うけど、逆に言うと比較にしか使わない(^^;;
HFI-780は敢えて旧型を買った。理由はこっちの方が変態だから。
QUAD ERA-1は売ろうか本気で迷っている。


お気に×2
・SKULLCANDY CRUSHER
・Blon BOSSHIFI B8
・YAMAHA HP-50
・アシダ音響 ST-4000R

B8は音自体は嫌いじゃないが、R側のドライバーが買った時から不調なので気に食わない。返品すりゃよかった。ドライバー指で押すと正しく鳴るけど、多分はんだが甘い(^^;;

お気に×1はない(ヾノ・∀・`)
2022-01-06 Thu 06:32
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深田ありの所持イヤホン/ヘッドホン
111本(完結。紛失・断線除く)
ヘッドホン18本+耳掛け3本+ネックバンド1本+イヤホン89本。



ヘッドホン(18本)

密閉型(9本)
・final SONOROUS Ⅳ CT……50ミリD×1BA×1 ※Cタイプイヤーパッド+シルバーコートケーブル
・Focal Spirit One……40ミリD×1
・ウルトラゾーン HFI-780……40ミリD×1
・ソニー MDR-CD900ST……40ミリD×1
・テクニクス RP-DH1200……50ミリD×1
・城下工業 Sound Warrior SW-HP10……40ミリD×1
・SKULLCANDY CRUSHER……40ミリD×1+サブウーファー×1
・アルティメットイヤーズ UE9000……50ミリD×1
・アシダ音響 ST-4000R……口径不明4chD×2※4chヘッドホン

開放型(6本)
・Focal Elear……M字型40ミリD×1※フルオープン
・Quad ERA-1……平面駆動D×1
・GRADO SR325e……40ミリD×1
・パイオニア SE-A1000……50ミリD×1
・パイオニア SE-500……6.5μ厚ハイポリマー素子×1 ※ハイポリマー型ヘッドホン
・OKCSC ZX1……57ミリD×1※フルオープン

半開放型(3本)
・エレガ CBS SONYスタジオ用Pro monitor stereo headphone……D×1
・YAMAHA HP-50……平面駆動43ミリD×1※オルソダイナミック型
・Blon BOSSHIFI B8……50ミリD×1



耳掛け式ヘッドホン(3本)

・オーディオテクニカ ATH-EW9……28ミリD×1
・ソニー MDR-Q55SL……30ミリD×1
・KOSS KSC75……45ミリD×1



ネックバンド(1本)

・前方定位ヘッドホン ONZOH Ⅱ P……27ミリD×1



ネックスピーカー(1本)

・aiwa HPB-SW40(Butterfly Audio)……100ミリD×1



イヤホン(86本+断線2本)

ハイブリッド型(18本)

2ドラ(8本)
・アルティメットイヤーズ Super fi 5 EB……D×1BA×1
・アトミックフロイド SuperDarts+Remote……D×1BA×1
・intime 碧-light……D×1+VST×1
・上海問屋 DN-12883(問屋ハイブリッド)……D×1BA×1
・上海問屋 DN-13578(問屋ハイレゾハイブリッド)……D×1BA×1
・SCOSCHE IEM859……D×1BA×1
・パイオニア SE-CL751……D×1+ベースエキサイター
・oBravo erib-8a「パシテア-Pasithea-」……D×1+プラナーマグネティック(平面駆動)

3ドラ(7本)
・Campfire Audio DORADO……D×1BA×2
・DUNU DN-2000……D×1BA×2
・Tanchjim Darling……D×1BA×2
・ソニー XBA-A2……D×1BA×2
・TTPOD T2……D×1BA×2
・Xiaomi IN-Ear Headphones Pro HD(Piston5)……D×2BA×1
・Blue Ever Blue Model1200……D×1 +ETLモジュール×2

4ドラ(3本)
・DUNU DK2001……D×1BA×3
・KZ ZS5……D×2BA×2
・KZ ZS6……D×2BA×2

5ドラ(1本)
・KZ ZS10 PRO……D×1BA×4

9ドラ(1本)
・BGVP NS9……D×2BA×7


ムービングアーマチュア型(マグネチックアーマチュア型)(1本)

1ドラ(1本)
・GRADO GR10e……MA×1


バランスドアーマチュア型(8本)

1ドラ(2本)
・final FI-BA-SS3……BA×1
・エティモティックリサーチ ER-4S……BA×1

2ドラ(2本)
・ジーフォー G451……BA×2
・Clear Tune Monitors VS-2 ……BA×2

3ドラ(2本)
・オーディオテクニカ ATH-CK100PRO……BA×3
・アルティメットイヤーズ Triple Fi 10 pro……BA×3

4ドラ(2本)
・シュアー SE846……BA×4
・アルティメットイヤーズ UE900s……BA×4


ダイナミック型(60本)

1ドラ(55本)
・JAPAEAR JE-MIC-888-EXG……D×1 
・Focal Sphear……D×1 
・Focal Sphear S……D×1 
・Focal Spark……D×1 
・JVC HA-FX1100……D×1 
・Cardas EM5813 Model1……D×1 
・シュアー SE215SPE……D×1 
・マランツ HP101……D×1 
・デノン AH-C100……D×1 
・Astell&kern ICP-AT500……D×1 
・Sabbat X12pro…… style="color:#FF00FF">D×1 
・Soul SL99…………D×1 
・final Adagio Ⅲ……D×1
・final Adagio Ⅱ……D×1 
・final E500S……D×1
・オーディオテクニカ ATH-CKM1000……D×1
・オーディオテクニカ ATH-CK52……D×1
・オーディオテクニカ ATH-C502……D×1
・オーディオテクニカ ATH-CV5……D×1
・Moondrop(水月雨)CHACONNE……D×1
・Moondrop(水月雨)SpaceShip ……D×1
・KOSS THE PLUG……D×1
・KOSS SPARKPLUG……D×1
・Cyberdrive Forte Impact DURA BASS……D×1
・Cyberdrive Forte Classic BASSS……D×1
・ソニー MDR-NWNC33(ウォークマン付属イヤホン)……D×1
・ソニー MDR-EX51……D×1
・パイオニア SE-CL752……D×1
・Apple EarPods with 3.5 mm Headphone Plug……D×1
・パナソニック RP-HDE10……D×1
・パナソニック RP-HJE150……D×1
・パナソニック RP-HJ337……D×1
・エレコム EHP-CH2000……D×1
・エレコム EHP-SL100ASV 士郎正宗デザイン……D×1
・JVC MR-L235……D×1 
・NAGAOKA P908……D×1
・アルペックス HSE-A1000……D×1
・アルペックス HSE-A1000R……D×1 
・アルペックス HSE-A1000PN……D×1 
・アルペックス HSE-A2000PN……D×1
・Nantera SELECTION IE-006……D×1 
・ACHICOO C18付属イヤホン……D×1
・AGPTEK A01付属イヤホン……D×1
・ダイソー AL-002……D×1
・ダイソー HQ-003……D×1
・ダイソー ステレオイヤホン カップカナルタイプ……D×1
・ダイソー ステレオイヤホン ブリリアントタイプ……D×1
・ダイソー ステレオイヤホン ジェリービーンズタイプ……D×1
・at.Q AT-ES02……D×1
・at.Q AT-ES05……D×1
・at.Q AT-ES06……D×1
・at.Q AT-ES11……D×1

2ドラ(5本)
・オーディオテクニカ ATH-IM50……D×2
・ IDEA LABEL i Sound 3D Earphone Rock……D×2
・SONOCORE COA-803……D×2 
・デノン AH-C820……D×2
・BASN BC100……D×2

3ドラ(1本)
・JVC HA-FXZ100……D×3


・デノン AH-C710……D×1 ※現在断線中
・オーディオテクニカ ATH-CK7……D×1 ※現在断線中
・TDK neo:n03……なくした。





スピーカー
・深田システム(YAMAHA YST-M100+エレコム MS-P08UWM+エレコム MS-W02WBK 木のスピーカー+ロジクール Multimedia Speakers Z213の同時接続による6ドラ化)(ワークステーション用)
・サンワサプライ REAL SOUND(遊び用PC用)



据え置き

・ワークステーション→銀メッキ単結晶銅USBケーブル+iPurifier DC→DA300USB→ノイマンRCAケーブル→Topping A30
・ThankPad X200→AT-HA90USB


使用DAP

・ラストフィナーレ(Cayin N6+oBravo HPA-1)
・Digital&Analog Calyx M
・AK120
・aune A50(walkman A55(ペールゴールド)+aune BU1)
・ TEAC HA-P90SD(レッド)
・三段A16(WALKMAN A16(ブルー)+HAA FEE HA8-Ⅱ+AUGLAR GR-1改)
・Cayin N5+C5
・Pioneer XDP-100R+新生AUGLAR GR-1
・SONY WALKMAN ZX100
・COWON Plenue V(シルバー)
・Cyberdrive JR-1S(ガンメタ)
・古き良き三段弁当(Fiio X3(初代)+XDuoo XD-01+ORB JADE To Go)
・ACMEE MF01「DAP」
・Zishan Z3 Pro(AK4493)+TCG SKINA
・ACHICOO C18
・Sandisk sansa e280 with Rockbox to NX1s
・Sansa View
・ローファイDAPさん(謎の激安中華DAP)
・D701iWM(Music Porter Ⅱ)
・ケンウッド MG-G708
・東芝Gigabeat F20
・日立 i.μ's HMP-V204+Bluetooth
・まさに大低音(AGPTEC A01+M-AUDIO Bass Traveler+CAVジャパン BRT-PA1 BuruTta)
・SONY WALKMAN A876(ソニーストア限定モデル)



破損
・ウォークマン S746(使えるけどボタンが壊れてる)
・グリーンハウス kanaRS(完全に壊れた)
・Sandisk sansa e250(動くんだけど、画面の9割が見えない)
・ONN X5(イヤホンジャックが不調)





ワークステーション用
使用DAC
・デノン DA-300USB……PCM1795+Advanced AL32 Processing(DAC部)、NJU72341+ディスクリート(ボリューム部)、NJM8068(アンプ部)
使用アクセサリー
・i Purifire DC……DA-300USBの電源部に装着。
・ノイマンRCAケーブル……DA-300USBとTopping A30の接続に使用。
使用ヘッドホンアンプ
・TOPPING A30 Hifi ヘッドホンアンプ……OPA1611×2+MUSES01×2(アンプ部)、TPA6120A2(出力段)


ノートPC用
使用DAC/ヘッドホンアンプ
・オーディオテクニカ AT-HA90USB……AK4396(DAC部)、MUSES8820 E01(アンプ部)


ウォークマン用
使用DAC
・HAA FEE HA8-Ⅱ……ES9038Q2M(DAC部)、OPA1652(アンプ部)
使用アンプ
・AUGLAR GR-1……OPA2107(入力段×1)+MUSES8920D×2(出力段×2)
使用ケーブル
・MOGAMI2534(mini-miniケーブル)


AGPTEK A01用(まさに大低音)
・M-AUDIO Bass Traveler……LM358(アンプ部)
・CAVジャパン BRT-PA1 BuruTta……AD8397(アンプ部)


sansa用
・Topping NX1s……OPA1652+LMH664(アンプ部)


・PA-SD07 Silver Point……OPA2134(アンプ部)※DACは非搭載。単四電池4本使用。現在断線中につき使用不可。


使用音楽ソフト
・ハイレゾ……PlayPcmWin
・MP3……Kb Media Player



ちなみにこれらの機種の発売年にするとこんな感じ(所持ロットではない)
ちなみにER-4Sについては日本の発売は2000年なんだけど、ER-4自体は1991年発売だから両方載っけた。

括弧の星はお気に入り度ね。最高が5つ星。音質ではなく、お気に入り度。だから音質がよくないイヤホンでも星が多かったり音質がよくても星が少なかったりする。

2020年発売
・DK2001(★★★★★+α)
・HSE-A1000PN(★★)
・AT-ES11(★★★★)

2019年発売
・CHACONNE(★★★★★+α)
・KZ ZS10 PRO(★★★)
・Sabbat X12pro(★★★)
・SpaceShip(★★★★)
・HQ-003(★★)
・ACHICOO C18付属イヤホン(★★★)
・P908(★★★)
・E500(★★★)

2018年発売
・Quad ERA-1(★★★★★+α)
・碧light(★★★★)
・OKCSC ZX1(★★★★)
・HSE-A1000R(★★)
・AT-ES05(★★★★)
・AT-ES06(★★★★)
・BASN BC100(★★★)

2017年発売
・パシテア(★★★★★)
・Focal Sphear S(★★★★)
・CTM-VS2(★★★★)
・KZ ZS6(★★★)
・KZ ZS5(★★★)
・HSE-A1000(★★★)
・ダイソー200円(★)
・AT-ES02(★)
・AGPTEK A01付属イヤホン(★★)

2016年発売
・Focal Elear(★★★★★+α)
・デノン AH-C820(★★★★★)
・Forte Impact DURA BASS(★★★)
・Forte Classic BASS(★★★)
・Xiaomi ProHD(★★★)
・問屋ハイレゾハイブリッド(★★★)
・Blon B8(★★★★)
・IE-006(★★★)
・RP-HDE10(★★★★)

2015年発売
・GR10e(★★★★★)
・Blue Ever Blue Model1200(★★★)
・SR325e(★★★★★)
・Focal Sphear(★★★★)
・TTPOD T2(★★★★)
・問屋ハイブリッド(★★★)
・ICP-AT500(★★★)

2014年発売
・SONOROUS Ⅳ CT(★★★★★+α)
・CRUSHER(★★★)
・DN-2000(★★★★★)
・XBA-A2(★★★★)
・UE900S(★★★★)
・CH2000(★★★)
・Z213(★★★)
・SE-CL751(★★★★★)

2013年発売
・SE846(★★★★★+α)
・UE9000(★★★★★)
・G451(★★★)
・EM5813 Model1(★★★★)
・ATH-IM50(★★★)
・ダイソーブリリアント(★)
・ダイソージェリービーンズ(★)

2012年発売
・Focal Spirit One(★★★★★)
・SE215SPE(★★★★)
・HA-FXZ100(★★★)
・EarPods (★★)
・AH-C100(★★★)

2011年発売
・ATH-CK100PRO(★★★★★)
・ATH-CKM1000(★★★★★)
・ATH-CKW1000ANV(★★★★★+α)
・SuperDarts+Remote(★★★★)
・Adagio Ⅲ(★★★)
・Adagio Ⅱ(★★★)
・SL99(★★★)
・COA-803(★★★★)
・IEM856(★★★★)

2010年発売
・FI-BA-SS(★★★★★+α)
・ソニー付属イヤホン(★★)
・i Sound 3D Rock(★★★)

2009年発売
・デノン AH-C710(★★★)

2008年発売
・HP101(★★★★)
・ATH-CK52(★★★)
・RP-HJE150(★★)

2007年発売
・10pro(★★★)
・HFI-780(★★★★)

2006年発売
・5EBちゃん(★★★★★+α)
・ATH-CK7(★★★)※断線した(れびうはしてある)

2005年発売
・SPARKPLUG(★★★)

2004年発売
・RP-DH1200(★★★★)
・SE-A1000(★★★★)
・MDR-EX51(★★)
・KSC75(★★★)
・ATH-CV5(★★)

2003年発売
・ATH-EW9(★★★★)
・ATH-C502(★★)

2002年発売
・THE PLUG(★★★)
・サンワサプライ REAL SOUND(★★)

2001年発売
・RP-HJ337(★★)
・MDR-Q55SL(★★)

1991年/2000年発売
・ER-4S(★★★)

1998年発売
・ヤマハ YST-M100(★★★★)

1994年発売
・MR-L235(★★)

1988年発売
・CD900ST(★★★★)

1970年代発売(詳細不明)
・HP-50(★★★★)

1977年発売
・CBS SONYスタジオ用Pro monitor stereo headphone(★★★)
・KH-53(★)※ドライバ壊れた(れびうはしてある)

1975年発売
・SE-500(★★★★★)

1973年発売
・ST-4000R(★★★)


こんな感じですの。



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2022-01-05 Wed 12:38
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イヤホンの試聴をしてきた
イヤホンをあれこれ聴いてきたので、簡単な印象をば。
メモした関係上今回も顔文字があるが、まあ本式のれびうではないのでご了承いただきますの。



VR3000
低音は割と好き。しかし音が細すぎる。エロさは皆無。刺さりはないが刺激的な高音。
音色が気に食わないが、finalらしさはある。

Co-Dongri雫S2
刺激的な音色の割にはヴェールがかなりかかっている。全体的に細いのに野暮ったさがある。
低音は弱い。刺さりはない。

ZIRCO TENORE
個人的に好きな音。……てかこいつかなり音いいと思う。分厚い低音と濃い中音が大変好み。
篭りも少ない。解像度もいい部類。エロさはない。

ZIRCO DUOZAⅢ
中音が濁る。高音はTENOREより出てるが濃さがどうも悪い方向に行ってる印象。
低音が強いのはいいが、ZIRCO BASSOの方が低音強い。
ていうか、BASSOやTENOREの方がバランスいいような……。
ZIRCO BASSOは好み。ほどよくすっきりしてるが細さが少ない(ヾノ・∀・`)
TENOREとどっちがいいかは微妙なところ。

Quarks
………………( ・᷄ὢ・᷅ )
あー、まあ、うん。人気があるのはわからなくはない。
ただ、ただ……。
でも個人的にはすっげえこの音色嫌い。それと音も濁りを感じる。
SpaceShip持ってりゃいらないイヤホンでもあると思う。

マッキー CR-Buds
なんか懐かしいタイプのほっそいDDらしいサウンド(^^;;
昔のELECOMによくあったタイプ。
かなり古臭い音だが、Quarksよりずっと好き(ヾノ・∀・`)

SMILE JAMAICA The House of Marley
中音がごっそり抜けてる感じの歯抜けサウンド。
篭らないようにするにしてもやりすぎが否めない。
デザインがすごい(^^;;

KATO
はっはあ。なるほど。これに人気がある理由はよくわかる。
すごく、なんていうか、うん、ま、わかる。
特別凄い衝撃もなく、特別感動するわけでもなく、全体的によくまとまってるなあ。と。
ただ……低音と中音の距離が近すぎるような。聴いててなんか窮屈。
嫌いじゃない。嫌いじゃないんだけどね?
なんつーか、『減点方式では凄い高得点』なタイプ。
加点式だと……これを買う理由を作れない(^^;;

NEW HANA
Tanchjimらしさを感じる。派手なのにしっとり感のある謎の音色。
Tanchjimってどれもこの音色なん?(´・ω・`)
ただダーリンほどの派手さがないな。ダーリン持ってりゃいらんタイプ。ダーリンより低音強いけど。

HANA
NEW HANAよりすっきりした音。全体的に軽い。なんか微妙な古臭さを感じるタイプのシングルDD。
2017年前後でよく見かけたサウンドというか。

Tanya
……うっ( ・᷄ὢ・᷅ )
なんだこれ。なんつーかゲップが出そうで出ない感じ。
詰まったゲップの音。Tanchjimらしからぬサウンド。
分離だけはやらいい(^^;;

Oxygen
最初のTanchjimだっけ? ダーリンとは大きく違うね( ゚ 3゚)
HANAはOxygenよりの音なんだな。
むしろNEW HANAがダーリンに近いというか……。
HANAの上位互換みたいな音。ちょっと音が細くて好きじゃない。

ESSENCE
この衝撃的なデザインに惹かれた(^^;;
TFZか。
かなり低音強め。今時珍しいくらい低音が強い。
重低音が波動だが浅い低音は割としまってる。そこは今時。ちょっと中音がマスクされるが篭りは少ない。
……デザインも音も正直かなり好印象だ(^^;;
ただ解像度は非常に低く、中音は乾いてて細くてエロさは微塵もない(ヾノ・∀・`)

LIVE X
能率いいなおい(^^;;
高音が出るESSENCEといったところだろうか。中音も少し分厚くなり、解像度も増した。
総じてESSENCEの完全上位互換。これあるならESSENCEはいらないと断言できる。
TFZらしいパワフルの低音が魅力。

SAKURA71
……これ、11万5200円とかなんの冗談だ?( ・᷄ὢ・᷅ )
確かに解像度や分離はハイエンドらしさはあるのだが、DORADO同様よほどこの音色が気に入らないとこれに11万5200円は出せなくねえか?( ・᷄ὢ・᷅ )
でも中音は割かしエロくて実はこういう音嫌いじゃない(ヾノ・∀・`)
値段がありえないというだけで、この中音はかなり好き。

XBA-Z5
何故か視聴機があった(^^;;
aune BU1で聴いてるからZ5くらい楽勝で鳴らせる(ヾノ・∀・`)
あー、昔懐かしのソニーサウンドだ(^^;;
でも音いいし、ちゃんと駆動してやればDORADOよりよっぽど低音弱い(ヾノ・∀・`)
ていうかFX1100より低音よわくね?
この懐かしいソニーサウンド好きやわ。XBA-A2よりはしっとり落ち着いてるのね。でもBAの音は同じ(^^;;

Illumination
これ聴くの2回目になるが……意外ともやるな。
XBA-Z5の方がスッキリしているくらいだ。てか明らかにXBA-Z5の方がクリア。
エロさが生命線のイヤホンで、この響きにこそ価値があるタイプ。
……しかしこうして聴いてみると、こんなにもやる音だったのか。

RE2000 Silver
音場広っ! 抜け良っ!
HD800sみたいなイヤホンやなあ。
強調されてるのは中音。しかし響きはなく、なんかフツー。
音場と抜けの良さで勝負するタイプか。

EST112
………………( ・᷄ὢ・᷅ )
音が混ざりすぎている。
トライブリッドを売りにしてるのはわかるが、それにしても音の繋がりが悪い。
3種類のドライバーがゴチャゴチャして非常に気持ち悪い。なんだこれ。
これ控えめにいって駄作だと思う。

コーラス
音の繋がりは大分悪いな。かなり濁る。
3BAなわけだが、しかし中音はなるほどコーラスの名の通りかなり前に立ち、露骨に響く。
すっきり感がなく、ねとっとして脂っこい。
かなり粘っこい音。
10proを思い出すサウンド。
あれより低音弱いけど。

5/COSMOS
………………( ゜o゜)
これすごいいいな。なんならilluminationよりいい。
今日の視聴では今のところこの中音が一番素敵だ。
5BAらしい感じはある。スゴくいい。
ただ、ダーリン持ってるならいらない音ではある(^^;;
かなりいいんだけどね。

U18s
………………これが33万6000円とかなんの冗談だ?( ・᷄ὢ・᷅ )
3万3600円でも高額だと思う。
控えめに言ってクソ。
音が混ざりに混ざり、濁りに濁って非常に汚ならしい。篭るし。
低音は控えめだが高音も大してきらめかないかまぼこ。
クソだ。

AISHA Pro
ダメだな。5万8000円もとるような音じゃない。
てか10proコピーな音だな。コーラスよりもさらに10pro。
まさにこれは10proサウンド。
しかしそれが5万8000円はばっかじゃねえの、と。

Nio
なるほど、すっきりしたいいサウンドだ。高音がキラキラしていて低音もどっしりとしておる。
音のバランスもよく、エロさはないが全体的に品よくまとまってる。
ただ……中音は濁りがあるな。うん、中音が少しチャチい。低音と高音はいいんだがな。

Infinity
なんか高音がチクチクザラザラする。
こんな高音初めて聴いた。
スゴく音がゴチャゴチャして、多ドラの暴力で押し切る気満々。
音も濁っているし、これの33万円はありえないだろ……。

FW10000
三度目の挑戦。
割と速い音なんだな。中音はしっとりしている。音色はこうして聴くとかなり独特で、音の細さはあるんだな。
シングルDDでは割と完成されてる。低音も弾んでいていい。
しかし、やはり細さはあるんだな。

A8000
二度目。
ざらつく高音だったのはいいとして、やはり中音が平凡なんだなあ。
finalらしい音色ではあるのだが。

UE RR
実は聴くのは初めて。
……10proとは全然違うね。フラットな感じ。
……しかしこれ、13万円?
いやあ、ねーわ。この音ならいいとこ3万円だわ。割と篭るし。

TZ700
こんなにシャキシャキした音だっけ?(^^;;
なんかこいつ聴く度に印象変わるんですが。
あー、でもこうして聴くとやっぱ好きなのかな、この音。
なんか偽造された音って感じもするし、やはり思ったほど低音強くないが。

オーディン
8BAだそうだが、まあ可もなく不可もなく、か。低音強めなのはいいが、8万2800円なら他に選択肢あるよね。
特別こいつが欲しい! となる要素に欠ける。
ただ全体的な出来はいい。減点式なら高得点タイプ。

ダーリン
持ってるのに何故か視聴するやつ(^^;;
……あー、やはりダーリンって本当にいいイヤホンだわ。
買って間違いなかった。

EVO
……あ、これ今回の最下位だ。
いや、これ6万円って……え? 冗談だろ?
音の濁りがちょっと許容できない。
あとケーブルめちゃくちゃ細いな(^^;;

IE900
割と高音がキツい。サ行は刺さらんがタ行が刺さる。
TZ700よりは常識的な音色だが、特別絶賛するようなポイントがあるかというと……。

RK/Silver BS
悪名高きローゼンクランツだが、実は初めて聴くのだが、思ったよりずっとフツー。
ただ、中音が細いし、高音も割とシャリつくし、1万円台ならありだが、13万円と考えるとな……。
でも響きのある音色は割とよかったと思うし、低音もそこまで支配的でもない。いや
強いんだけど。

アドニス
これはかなり好み。ダーリン持ってるならいらないサウンドだが、2万円でこれはかなりいいね。ほどよく濃く、個人的にかなり好きな部類。
ダーリンよりは地味。落ち着いてるというか。


んで、全部聴いた後に手持ちのSE846(鬼丸改S+spin fit)聴いたら……全部いらんな(^^;;
特別全てを圧倒するイヤホンはなかったし。
2021-12-31 Fri 14:23
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S.T.Dupont ラインD ブルー&ローズゴールド
定価9万9000円


分類
万年筆
デザイン
★★★★★
書き味
★★★★★+α
ニブ
14K
ペン種
EF


今回から手持ちの筆記具のれびうをしていきますの。
最近文具に凝っててね。
昔一度だけ凝ってたこともあるから、再燃やね。

さてその第1回は深田ありが愛してやまないS.T.デュポン!
デュポン信者としてこいつからスタートしないわけにはいくまい。

デュポンはライターがやたら有名だけど、実は高級筆記具メーカーとしても世界的な評価を持っている。
いや、クッソ高いんだけどね?
デュポンの文具はとにかくえげつなく高く、普通の人はとても文房具に出せる金額じゃない。
でも高いだけあってモノはとてもいい。

デュポンはライター作りで得た金属加工技術と、バッグ作りで得た金胎漆芸……『金属の漆を塗る技術』ををペン作りに応用することで、OEM一辺倒なラグジュアリーメゾンてしては珍しく、ペン先まで自社生産してのける。
まあ最初の頃はペリカンのOEMだったが。
デフィからペン先を自社で作るようになった。


そんなデュポンの現在の主力万年筆が今回紹介するラインDだ。


しかしこのペン、本当に高い。クッソ高い。10万円もする。
これでもラインDでは一番安いんですけどね?
一番高いのは……200万円だったかな? あれは限定だけど。
とても常識では考えられない値段だ。

しかしだけあってそのデザインの高級感は尋常ではない。
真鍮に六層にも及ぶ漆を塗布したペンで、この金属に直接漆を塗るという技術は金胎漆芸といって、日本でも出来る職人はほんの一握りしかいない特別なものだ。
日本ではかつて甲冑にやっていたが、明治に廃れて失われた技術で、昭和末期から平成初期に復活したのだが、デュポンはその技術をずっと持っていたのである。
自社で漆の木を栽培してるくらいだからな。
真鍮のローズゴールドも見事で、華美すぎないシックな雰囲気を称えながらも並々ならぬゴージャス感を醸し出す。

欠点としては病的に重い。
なんと50gもあり、キャップトップ……キャップをお尻に挿すと重くて書けない。
キャップは外さないととても筆記できない。それくらい重い。

機構はカートリッジ/コンバーター両用式なのだが、コンバーターが緩いな。

ちなみに10万円もするのに14金である。18金じゃない。
今のデュポンは何故か14金にこだわりがあるようで、18金を作らない。
ペリカン時代は18金ペン作ってたんだけどね。
自社時代から14金ペンになった。


さて筆記。


うわあ、なめらか。実になめらか。ぬらぬら書ける。
とんでもなくなめらか。

インクフローはドバドバと良好で、EFなのにかなり太い。
ペンの重さが好作用し、ひとたび紙にペンを置いたら最後、文字を書く手が止まらない!
滑るように書ける。
凄い筆致感覚だ。

人にはこの書き味を『エロい』というが、なるほどエロい。
実にエロい。
物凄くエロい。

ニブは結構硬い。ガチニブと言って差し支えない。
弾力はあるがしならない。
ウォーターマンほどガチガチではないが、それでもかなり硬い部類。
しかしこの硬さと凶悪な重さ、そして抜群のインクフローが全て好作用し、とんでもなく妖艶な書き心地を提供してくれる。

とにかく妖艶である。
書いてて顔がトロけそうになるほど妖艶である。

手持ちの全ての万年筆でぶっちぎりに書き味がいい。
ペンポイントは丸研ぎではなく角張っているのだが、でもカリカリしない。ぬらぬらする。
異次元の書き味。


かなり、かなり、かなり高い買い物だったが、後悔は全くない。
このトロけるような書き味と、うっとりするdesignの前には全てがどうでもよくなる。
まさに究極の万年筆と言えましょう。

,
2021-12-30 Thu 08:11
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深田ありオリジナルブレンド『緑川』
この煙草は、偶然だった。

たまたま松川を吸った後、ペペ・ダークグリーンを煙管で吸おうと思い立ち、たまたま残ってた松川のカスがペペ・ダークグリーンと混ざってしまい、たまたまそれがやたらめったら美味かったのである。

その時の感動がどうにも忘れることができず、きちんとブレンドしてみた。
作り方は簡単。松川1袋+ペペ・ダークグリーン1袋だ。よく混ぜた後一週間香りを馴染ませるだけ。
葉組は松川葉+バージニアになる。割合はバージニアが多めだねえ。

では一服。

……ほう。
バージニアの甘味がガツンとききながらも、松川の香りが複雑な味わいをもたらせている。
ほのかに酸味があり、松川の甘味も感じられる。
……松川2袋でもよかったかな。ちょいとペペの味が強すぎる。
75%がバージニアだからな。
松川は25%しか入っていない。
でも比重はそれでいいとは思うんだけどね。難しいところ。

全体的にかなり甘口で、けれど甘いだけでなく酸味がいいアクセントになっている。
どことなく宝船ゴールド的。
美味いか不味いかでいうなら、かなり美味い部類。
癖がなく誰にでもオススメできる味。

一方で少々無個性的でもある。
ていうか、ペペの味が強すぎるんだよな。
松川は2袋でよかった。
松川が完全に裏方というか、アクセントに徹している。
バランスはいいんだけどね。
難しいところ。

非常に甘口であり、かといって単調でもない。
ほどよく複雑さのある味で、絶対的に悪くない。

ただ、ちょっと個性がないんだよなあ。
王道ど真ん中すぎるというか。
美味いことは美味いんだけどね、かなりフツーの味といいますか。
松川とバージニアが相乗ではなく相殺している?

うーーーーむ。難しいなあ。
スモーククオリティはかなりのものなのは間違いないんだがなあ。
やはり松川2袋でよかったなあ。
2021-12-08 Wed 07:01
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RAW GREEN
ブラウンがあまりにもオーソドックスすぎたのでグリーンも開けちゃう。

紙はやはりOCBアルティメイトで。

……グリーンの方が幾分甘味はあるか。
ブラウンよりは個性のある味で、甘味強め。
グリーンだけあって熟成感が稀薄なのかもしれんが、ここら辺はブラウンと違いがわからん。
ただわずかに青草感はある。

基本的なベースはブラウンと変わらんが、グリーンの方が正直美味い。
割と尖った味で、青い甘味がプラスされた印象。

とはいえ、基本はやはりRaw。特別強烈な個性をもっているわけではなく、オーソドックス感は変わらない。
ただ、グリーンの方がまだ個性のある味で、こちらの方が好感が持てる。
ブラウンは語ることなかったからな。
グリーンも基本はバージニアの味だけど、バージニアの甘味が強く働く感じ。
吸っててバージニアへの満足度が異なる。
この青草感のお陰だ。


とはいえ、常喫にしようとは思わない。
ブラックスパイダーのバージニアプラスの方が絶対的に好き。
味の完成度はこちらの方が上な気もするけどね。
2021-11-10 Wed 18:43
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RAW BRAWN
RAWの手巻き。

たっけえ……3750円もした。100gだけどグラム単価からしてピースより高い。
ただ付属の紙がRAWのヘンプなのはいいな。これは使える紙だ。
……紙代引いてもピースより高いけどな。

グリーンも買ったけどまずはブラウンで。
紙はOCBアルティメイト。まあいつもの。


では一服。

……非常にオーソドックスな味。
特段悪い箇所はなく、癖もなく、吸いやすい。
少し焙煎的な風味。
バージニアを主体とした味だが、浅いバージニアなのか深いバージニアなのかちとわかりかねる。

……非常にオーソドックスな味。
これ何を語ればいいんだ?
特別強い個性があるわけでもなく、あまりにも普通。とにかく普通。ひたすら普通。
可もなく不可もなくも極致。

……非常にオーソドックスな味。
バージニアの味しかしない、非着香バージニアのそれだが、それにしてもシンプルすぎる。
ひねりがなさすぎる。
マジで何を語ればいいんだ?


悪い煙草ではないよ。誰でも吸える。
しかし個性がここまで稀薄だと語ることが何もない。
なんか、なんだろ、何を吸ってるんだろうな?
あまりにもオーソドックスすぎて書くことがない。
ホントに単なる『煙草』って感じ。
2021-11-10 Wed 06:38
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BGVP NS9
2021年発売


参考比較(5段階評価)
高音……★★★
中音……★★★★★
低音……★★★★★
総合……★★★★

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


イヤホンケースの空きを埋めるために買った延長戦のラスト。
これで今度という今度という今度という今度こそオデオは終わりかな?

これを選んだ理由は……まあ色々あるのだけど、1つくらい超多ドラが欲しかったこと、最近の中華の音を聴いてみたかったこと、構成がド変態だったこと、そして『低音がすげえ』と評判だったからだ。

このイヤホンは2DD+7BAの9ドラハイブリッド。
すげえ。Legend Xですら2DD+5BAなのに。
ドライバーの数だけはとにかくすげえ。
ちなみにお値段1万8500円。
……最近KZのZASが8ドラ(1DD+7BA)で3800円したので衝撃は薄いが、9ドラで1万8500円は十分格安である。スペック的にはな。

しかもBellsingなKZと違い、こいつはKnowles(1つ)とSonion(2つ)を積んでいる。
他はBGVPカスタムなる……まあBellsingだな、それが4つ。
つまり3種類のBAを使っている。
なんという変態。

そして構成。
低音×2(DD)
中音×4(BGVPカスタム)
中高音×1(Knowles)
高音~超高音×2(Sonion)
となっている。
なんだこの狂った構成は?
中音への熱い情熱が凄い。
こんな帯域分け見たことない。
それでいて妙に納得がいく合理的配置なのが憎らしい。

トドメとばかりにこのイヤホン、ノズルが変更できる。
SE846かよ。

とまあスペックがものすごい変態。
まあ低×2、中×5、高×2と見れば……いや、十分おかしいな。

そして評判が物凄い低音ホンだそうな。
ここまでお膳立てされたら、これを選ぶしかあるまい。

ちなみに付属の低音用イヤピは重低音が弱いので何故か1ピースだけ、それもノズルの箱に入ってた謎のイヤピをつける。こっちの方が重低音が明らかに出る。

ではそろそろ聴いていこう。


傾向は低音より。


高音……かなり苦手な部類。丸い高音で刺さりはないがさしてきらめかないし、目立ちもしない。恐ろしく地味な高音で、Sonion頑張れよとしか言いようがない。

中音……これがこのイヤホンの肝となる部分。4BAを中音に、さらにKnowlesが中高音なので実質7BAのうち5BAが中音を鳴らす関係上、かなり濃厚な中音が出る。パワフルなDDに負けないためBAの暴力で無理矢理埋め尽くした力業。脳筋そのものだが効果は確かにある。ただ中音の距離は遠いし(イーリアたんより遠い)、特別エロいわけではない。響かないし、解像度も高くない(BA数が多すぎて潰れた中音)

低音……付属の低音用イヤピだと重低音が全然でなかったが、謎イヤピつけたらしっかり出るようになった。物凄くパワフルな低音で、5EBちゃんやSE-CL751ほど重低音は出ないのだが、それでも手持ちではエース級の低音が出る。

クリア……割と篭る部類だとは思うが、謎イヤピつけると結構マシ。この謎イヤピ、なんだから知らんがやけに性能がいい。しかし流石に9ドラなので音が混ざるし濁る。シングルと聴き比べるとよくわかる。繋がりは非常に悪い。

解像度……さすがに9ドラだけあってかなり高い。ドライバー数の暴力で押してくる。ただその割にゴチャゴチャ感は少なく以外と聴きやすい。

音場……5EBちゃんよりは狭かったが、別段狭くはない。


最後のイヤホンにしちゃ割と肩透かし感が強い。
aiwaのネックスピーカーのような全てを終わらせるデタラメな衝撃はない。

簡単に言うとこのイヤホン、『量感のある低音と分厚い中音を主軸としたウォーム系サウンド』である。

高音はかなり苦手。Sonionが本気だす据え置きで聴いたのに高音は非常に弱い。
Sonionもっと頑張れよ。

スペックの異常性に圧倒されるが、音そのものは割とフツー。
9ドラの割にはゴチャゴチャしないし。いや、割と混ざってるけどね?

しかし有線ピヤホン2もそうなのだけど、最近のイヤホンは重低音出さないのがトレンドなのか?
NS9は低音ホンで、確かに浅い低音はかなり強いが重低音は非常に弱い。
FX1100の方が重低音は遥かに出ている。
そのため低音ホンとしてみた場合、どうしても不満が残る。
圧倒的な低音に負けないための中音過多なのはいいが、結果としてかまぼこ感が強いんだよな。
いや、低音ホンなんだけどさ。
……と、最初は低音用イヤピで聴いててこれ書いたんだけど、後に謎のイヤピにしたら重低音が出るようになったので訂正する。
余は満足じゃ。

音そのものはよくまとまってるし、中音がかなりしっかりしてるため個人的には好きな音。
音も流石に濃い。濃厚なイーリアたんがかなりあっさりで軽く聴こえるくらい濃い。


1万8500円の価値はあるかというなら、ある。
値段なりの音はしている。
ただ、中華評によくある『圧倒的なコスパ』というものはなく、本当に値段なりの音。
1万8500円なのに3万円だの5万円だのの音がするかというなら、絶対にしない。
でも1万8500円の音してるかと問われれば、絶対にする。

そんなイヤホン。
2021-11-06 Sat 23:17
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ブラックスパイダー・バージニアプラス
質問箱でオススメされたので吸ってみた。

今回はあっさり行くよー。
紙は当然OCBアルティメイト。


味の基本ベースはブラックスパイダーのそれ。
しかしブラックスパイダー特有の強烈な着香感がなく、バージニアの味が完全に主役になっている。
葉はおそらくバージニアのみ。バージニアの味しかしない。
しかしこれ、非着香じゃないよな?
何の着香かはわからんが、着香的な甘味を感じる。
小倉やミックスナッツでも感じた変な薬品的な風味だけがある。
小豆抜きの小倉というか。

バージニアが主役で、着香が脇役。
……これ、美味くね?
かなり美味くね?
この薬品的な着香がなんなのかはわからん。まさかバージニア由来?
だとしたらこいつ非着香?

でも非着香の純バージニアとしたらなんか不思議な薬品感があるんだよな。
で、美味いか不味いかでいうなら、かなり美味い。
もう手巻きの常喫はこれ以外ありえないレベル。

アクロポリスを失い、チーターアフリカを失い、手巻きの荒野を彷徨っていた深田あり。
やっと光が差し込んだか?

いいね、すごくいい。
これはいい。
ぶっちゃけチーターアフリカより美味いとすら思う。
もう常喫はこれ以外考えられません。


別れがあれば新たな出会いもある。
人生楽しからずや。



追記
多分これチョコレート着香だわ。
よーく嗅ぐとチョコレートの香りがする。

2021-11-03 Wed 10:31
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JVC HA-FX1100
2014年発売



参考比較(5段階評価)
高音……★★★
中音……★★★★
低音……★★★★★
総合……★★★★

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


エクスクルーシブモデル。よくわからんがフラグシップのさらに上に存在するモデルらしい。

このFX1100はJVCのフラグシップであるFX850の……さらに上位的存在として、2014年当時5万7000円で販売された。
当時DD一発でこの値段は間違いなく最上位。
てか今が不当に高すぎるんだ、不当に。

ウッド振動板にウッドハウジングを売りにしたもので、木の味わいを存分に楽しめるわけだが……何故か何の木材を使っているかは公表していない。
木って種類で音違うんだが……。
音の響きや手触りの柔らかさからウォルナットっぽい気はするが、実際どうなのかはわからん。

さて、早速聴いてみよう。
フラグシップを超えた、エクスクルーシブを!


傾向は低音より。


高音……割とシャープで細く、きらめきもあり、派手な高音。高音自体は篭らず伸びやかですらあるのだが、量感が物凄く乏しい。イーリアたんより遥かに浅い高音を苦手としており、★★★にしたのは質がいいからであって、量感だけなら★★である。質が非常にいいから★★★にした。

中音……しっとりとして柔らかく、艶かしい中音。ここの質は物凄くいい。聴いててうっとりするくらい質がいいのだが、低音にマスクされることと、何より距離が遠すぎる。物凄く遠いところから聴こえる。そのため本来なら★★★★★+αにすらしたいけれど、あまりにも致命的なくらい遠い上に低音が邪魔するので★★★★にした。実にもったいない中音。

低音……量感はAdagioⅡとほぼ互角。てか同等。ただしこちらの方が重低音が波動のようにせりあがり、また浅い低音も適度に締まっていて分離も解像度もよく非常にリッチ。イーリアたんに近い低音の質だがイーリアたんより重低音が出る。しかし量感はAdagioⅡレベルであること(AdagioⅡみたいにボワつかないけど)、中音を容赦なくマスクしやがるので+αはあげられない。低音厨なのに低音が邪魔だと思うくらい、とにかく邪魔。

解像度……これはそこまで高いとは思わない。5万7000円と考えると低い部類。ただ低音の解像度はメチャクチャ素晴らしい。ほんと質がいい。

クリア……5万7000円と考えると篭る部類。低音が中音をマスクすることと高音の弱さに由来する篭りで、モコモコするわけではない。個々の音は全く篭らない。抜けもいい。イーリアたん同様ヴェールがかってる感じだが、そのヴェールがイーリアたんより遥かに強い。

音場……広い。広大すぎるわけではないのだが、伸びやかで気持ちいい音場。ただ距離としてはとにかく低音が近くて中音が遠い。かなり遠いところから中音が出てきており、手持ちのイヤホンでも群を抜いて中音が遠い。なのに低音は近いので分離はいいのに低音が凄い邪魔。中音の前に低音が立つ感じ。


曲がりなりにも2014年のJVC最上位イヤホンであり、フラグシップを超えたエクスクルーシブモデルを謳うだけの『質』はあると思う。

そう、低音、中音、高音、音場において全て『質』は非常にいいんだ。
低音はパワフルでありながらほどよく締まり、しっとりした艶のある中音、シャープで派手な高音、広い音場……確かに出来はいい。個々の音は。

しかしこのイヤホン、欠点があまりにも致命的すぎてせっかくの美点が活かされていない。

なんといっても中音が遠い。物凄く遠い。そして中音の前に低音が邪魔くさいほどに立ちはだかる。
そのためどれだけしっとりした魅力ある中音でも、全く楽しめない。
低音がとにかく邪魔。
低音厨なのに低音を嫌がる、多分唯一の機種。

しかし低音の質はとってもいいんだなこれが。
高音もさあ、質はとーってもいいんだよ。ただ量感が乏しく圧倒的な低音の影に隠れて、AdagioⅡと比較してやっとこの高音に気づいたレベルだ。

音そのものはAdagioⅡの完全上位互換と言った感じで、音場を含め傾向はよく似ている。
ただFX1100の方が圧倒的に音がいい。AdagioⅡが勝ってるのは中音の距離だけだ。

そう、何度も言うが音はいいんだよこれ。
個々の音の質は非常に高い。

ただ、遠すぎる中音と弱い高音、そして全てを支配する圧倒的な低音によるバランスの悪さが、どうにもこうにも致命的で、評価が難しすぎるんだよなあ。


これが単なる低音ホンはならここまでキツい評価はしないんだ。
問題はこのイヤホンはエクスクルーシブモデルであり、かつてのJVCの最上位であり、何より個々の音の質は非常にいいことに悩ましさがある。
なまじ音の質がいいから量のバランスのあまりの悪さがやたら鼻につく。

個人的にこのバランスを上手く整えたのがFW10000だと思う。
中音のしっとり感とかシャープな高音とか芯のある低音とかよく似てるわ。
2021-11-02 Tue 23:53
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aiwa HPB-SW40(Butterfly Auaio)
2021年発売



参考比較(5段階評価)
高音……★★★★
中音……★★★★★+α
低音……★★★★★+α
総合……★★★★★+α

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


aiwa。それはかつて安オーディオ用品で市民権を得たが、今はラジオやBluetoothスピーカーでお茶を濁すことしかしてない凋落のメーカー。
ソニー傘下としてかろうじて生きてるだけのメーカーだ。

そんなaiwaがクラウドファンディングでネックスピーカーを販売した。
それがこいつだ。
しかしそのコンセプトはまさに変態。
ソニーのPFR-V1の後継機としか思えないいでたちで、100㎜ドライバーがネックショルダーにくっついている。
デザインもコンセプトもあまりにも奇抜であり、なるほどクラファンでしかこんなもん作れない。
これ以上の変態機は果たして存在するのでしょうか?

そんな変態の頂点に君臨するシロモノを手に入れた。
ちなみにお値段は1万6800円。
早速聴いてみよう。


傾向はかまぼこ。
バスブーストでピラミッドバランス。

ちなみに深田ありは低音ブーストは5にしている。個人的にこれがベスト。


高音……このスピーカー唯一の弱点。かなり弱い高音で、刺さりはないしきらめきもあるが、量感が非常に乏しい。中音や低音の出来の良さと比べると明らかに2ランクくらい落ちる。

中音……イーリアたんに匹敵する中音で、距離も近く艶もあり、生々しい。このスピーカー最大の売りと言える。とても質のいい中音で、ウキウキするような音色。

低音……バスブーストを使わないとかなりスカスカだが、バスブーストを入れると重低音がしっかり伝わる。ここら辺はさすが100㎜ドライバー。しかもスピーカーの利点が2つあり、1つはボワつかない。浅い低音は締まりがあるし、重低音はきちんと波動となって体に押し寄せてくる。もう1つは中音をマスクしない。イーリアたんだけがやってのけた超性能をこいつもやっている。ここもスピーカーならではの利点だろうか。絶賛しか出来ない。

解像度……非常に高い。CD900STより明らかに上で、細かい音が本当によく聴こえる。100㎜ドライバーでしかもスピーカーだからもっと緩いかと思ったがどうしてどうして。素晴らしい解像度だ。

クリア……これはスピーカーの利点が出ている。耳に密着しないから程よく音が抜けて篭りが大幅に軽減されている。高音が弱いため超クリアではないが、篭りに文句はない。

音場……これは自由に調整できる。前方定位も可能。ちゃんとスピーカーだからLの音を右耳で聴くことも可能だが、そうなると音がスカスカになるくらい前方させる必要があるので、ヘッドホン並に接近させた方がいい。でも広さも調整できるので音場は基本的にクッソ広い部類で、HD800Sより広くすることも可能。勿論頭外定位だ。構造的に耳に密着しないから当たり前だが。


音質はハッキリ言ってメチャクチャいい。
イーリアたんと戦えるレベルで、イーリアたんと比べると高音が弱い分イーリアたんに分がある。
手持ちでこいつより音がいいイヤホン・ヘッドホンはイーリアたんしかなくね?
SONOROUS Ⅳ CTより音いいんだよね。

これが1万6800円というのは価格破壊どころの騒ぎではない。
CHACONNEの時以上の衝撃。
ちなみにCHACONNEよりも圧倒的に音がいいからなこいつ。

ただ、こいつは致命的な欠点がある。

それはベストポジションから首を1センチでも動かすと途端に音質が劣化する。
音がスカスカになり、定位がデタラメになる。
頭を固定し続けないと音質を維持できない。

それは構造上スピーカーであるため耳と密着しておらず、動くと左右のドライバーの位置がずれてしまうためだ。
1センチ右を向くとその分L側の音が遠くなる。
なので比喩でも冗談でもなく、1センチも動かないんだよこれ。

Bluetoothである意味が全くない。
有線でよかったよこれ。有線機能ないし。

そのためぶっちゃけ『実用性』は皆無に近い。
ヘッドホンは首動かしても音は変わらんが、こいつは露骨に変わる。それも悪い方に。
なのでベストポジションを作ったらもうピクリとも動けない。

その代わり、ベストポジションで鳴り響く音は極上そのもの。
6万円以下のヘッドホンでこいつに勝てるものはないと断言してもいい。
HD650っぽい音だが、あれより音がいいと思う(視聴の範囲内なので断言はできんが)
イーリアたんと余裕で張り合ってるからねこいつ。
あり得ないほど音がいい。
なんでこんなに音がいいんすかね、これ。


非常にピーキーで、非常に変態。

音ではなく構造にあまりにも癖がありすぎて変態好き以外にはオススメできない。
本当に実用性がないからね。
音だけが抜群にいいけど、音以外は糞オブ糞。
当然重くて肩こるしな。
2021-11-01 Mon 19:32
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セブンスター MATSUKAWA
セブンスターとは、バージニア、バーレー、達磨のブレンドであり、かつてあったパイプ煙草『日光』の系譜を継ぐものである。

そんなセブンスターが何を血迷ったか達磨ではなく松川をブレンドしたものが現れた。

それがセブンスターMATSUKAWA。

ちなみに深田ありはセブンスターが嫌いである。
特に達磨の味が嫌いなのである。
んで、深田ありは松川は好きなのだ。
……試さずにはいられなかった。
620円もしたんだよな、こいつ……。最近煙草たけえ。

さて、そろそろれびうといこう。
いかんせんセブンスターなぞ長らく吸ってないので細かいニュアンスは覚えていない。
そわなわけでフツーのセブンスターを買ったので吸い比べてみる。
……620円×2ェ……。

ちなみに松川の方がニコチンが0.1㎜低い。

さて、まずはフィルターつきで。

フツーのセブンスター。
……セブンスターってこんな味だっけ?
セッターの味こんなんだったかなあ?
もっとエグ味や雑味が強かったような……。
バージニアの味が非常に強く、後からバーレーのキック感が飛び込んでくるが、それにしてもバージニアの味が強く、雑味が少ない。
やっべ、こんな味だっけ???
達磨感があまりないな。あれー、昔吸ったセッタと味違くね?????
こんなバージニアの強い煙草な印象ないんだけどなあ。

こんな味知らない……今のブンタってこんな味なのかよ……。
えらく甘口になりましたね。
昔はもっとコク重視で辛味も強かったような……。
おかしい、これはセブンスターの味じゃない……。


ま、まあいいや。次、セブンスター松川。

……味のベースはかなり似ているが、こちらの方が雑味が遥かに強く、むしろこっちの方が昔懐かしのセブンスターっぽい。
そうだよ、これこそセブンスターの味だよ!
今のセブンスター絶対セブンスターの味じゃねえ!!

かなり雑味が強い。凄くセブンスターしてる。
吸ってて「ああ、セッタだわ……」っ気になるな。本家セブンスターが明らかにセブンスターしてないからな。
バージニアの味もしっかりしてるが、バーレー感がとても強い。そう、このバーレーだよな。バーレーあってこそのセブンスターだ。
松川は香りメインって感じだが、深田ありの記憶にある限りのセブンスターはもっと苦味走ってたから、それを考えると甘口。


次、両切り。松川を。
……チャコールフィルターか。
……あれ? セブンスターってチャコールフィルターだっけ?
割とマイルドで甘口でさっぱり。
深田ありは何を吸っているのだろうか?

んー、正直な話、本家セブンスターの方がセブンスターしてなくて、セブンスター松川の方がセブンスターしてるという異常な状況にどうしていいかわからない。

なんかさあ、セブンスターの味が絶対違うよこれ。こんなのセブンスターじゃないよ。
松川の方がよっぽどセブンスターしてる。

……なんか、松川というよりセブンスターのれびうになっちまったが、まあいいか。
2021-10-31 Sun 23:43
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ベルトラムパイプの喫煙世界
みどり社長ことローランド・プレジデントのグリーンカラーを手に入れてから早4年……。
4年ぶりにパイプを買った。
理由は簡単、幻と呼ばれるほどにレアなパイプがまさかの1300円だったからだ。
マウスピースはなかったけど。
あれを見た瞬間、ポチっていた。
もう条件反射以外ありえなかった。

そのパイプはベルトラムという、アメリカはワシントンDCのパイプだ。
1927~1977年と、ちょうど50年間販売していたパイプで、生産数が少なかったらしく日本には輸出されなかった。
たまーーにオークションに流れるが、まあどんなに安くても1万円は超える。
そもそもレアすぎてまず出ないんだけどね。

さて、このベルトラムなんだが、深田ありはかつてこれが非常に欲しいと思った時期がある。
理由はミーハーで、このベルトラム、とある人物が愛用していたパイプなんだよ。

それはマッカーサーであり、スターリンであり、ルーズベルトだ。
つまり超大国の要人が愛用していたパイプこそがベルトラムなのである。
まあワシントンDCのパイプなんて他にないしね。
で、そんな国家の要人が使っていたパイプ!!!
凄い欲しかった。

しかしとにかくこのパイプはレアで中々出てこない。
出てきても高い。
そして最近はパイプなんか調べもしない。
たまたまなにげなーくテキトーに検索しただけだった。あるなんて思わなかった。あったためしないし。

あったよ。
しかも毎度毎度1万円超えてたのにまさかの1300円だったよ。

マウスピースはなかったけどこれ買わない選択肢あるか!?


ちなみにベルトラムは国家の要人が愛用し、喫味の評価もスゲー高いのだが、実は定価は異様に安い。
ベルトラムにはランクがあって、10~80まであるんだったかな。深田ありのは25。
で、これ値段を表していて、10は1ドル、80は8ドルなんだ。
これ、信じられないほど安い。
当時の物価でも現在価値に換算すると……まあ50年の開きはあるけれど、25……つまり2ドル50セントだと50年代くらいまででだいたい3000円前後。70年代だともっと安くなる。現在価値に直してな。
凄く安い。
深田ありのドクターグラボウ(1950年代)は箱つきで箱に値段があり、5.8ドルとある。
仮にこのベルトラムが50年代の代物でも半額以下だ。信じられないほど安い。
当時のパイプは安いのかというとそうでもなく、ダンヒルに買収される前のチャラタンは100ドル超えは当たり前だし王冠のある最高グレードは1000ドルだった。
70年代のTHE PIPEは200ドルだ。
……そう考えるとベルトラムさん、国家の要人が使ってたパイプにしちゃ安すぎません!?
なんでこんな安いの!?

でも工作精度はとてもいい。煙道は底にあるし左右のズレもない。ドローも極めて良好でモールもすんなり通る。

……なんでこんな安いの!?
てかなんでこんな安いパイプを国家の要人が買うの!?
メイドインワシントンDCだからか!?

あ、ちなみにブライヤーはセンチュリーオールド地中海ブライヤーだそうだ。
……ブライヤーは元より地中海でしか取れねえ。
ギリシャなのかイタリアなのかアルジェリアなのかわかんねーよ!

ちなみにマウスピースはなかったので手持ちの余ってたマウスピースつけようとしたらダボが合わねえ……。
探したらチェリーパイプのマウスピースとピッタリ合った。
デザイン的には不恰好だが仕方ない。将来的にマウスピースはどこかに作って貰おう。
チェリーパイプはめったに使わないから代用して問題ないし。

ちなみに低グレードだけたって木目は控えめに言って糞です。
味には影響しないけどね。


まあ色々気になる点はあるが、そろそろこいつのれびうをしていこう!


煙草はかがやきをチョイス。なんでもベルトラムはバージニアが美味いらしい。
……前の持ち主は臭い的にラタキア吸ってたみたいだけどな。
勿論自前でレストアした。レストアすんの久々だわ。

ちなみにベルトラムに敬意を表し、こいつの名前は『幻のベルトラム』とする。


んじゃ、幻のベルトラムで一服。


……!?
いきなり洋酒の風味……しかしそれはすぐに消える。
感じるのは圧倒的な肉の味。
鰹節のようなコクが染み出てくる。
かがやきの香りはちゃんとしてる。甘味はあまり出ないか。

ドローはギョッとするほど良好。
かなり煙が入る。ぬるぬる入る。するする入る。
こんな煙の入り方は初めてだ……。

甘味が強くなる。ビターも増す。味の解像度はすこぶる高い。
甘味がどんどん増してくる。
後味が塩気。
わずかに洋酒のテイスト。


これが……これが幻のベルトラムの喫煙世界だと言うのか。


な、なるほど、これは伝説になるだけはある。幻の喫味と言われるだけはある。
煙が水のように流れてくる。
小川のせせらぎが煙となって口に広がる。
しかし強く吸おうとすると防波堤が塞き止めし、ゴバッとは来ない。

キュアリングの味はしない。ノンキュアか。

一方で欠点もある。
辛味が思いの外出やすい。
味わいはかなりドライになるが、代わりに辛くもなりやすい。

ジュースは出にくい部類。吸水性がいい。
多孔質なのか、肉厚な割には放熱性もよく下手に吸うと熱くなりやすい。

それにしても煙の流れがなめらかだ。
ぬるぬると煙がやってくる……。こ、これが幻のベルトラム……。
今深田ありはスターリンやマッカーサーと同じ喫味を味わっているのか……。

これは安パイプの喫味ではない。
明らかにハイグレードの喫味。
煙が本当にぬるぬるやってくる。
モールもあっさり通る。

ボウルがデカい……というかアメリカンサイズなので味は薄め。
解像度は高いが、マイルドになるな。

しかし本当にキュアリングの味しねえな。オイルパイプのようなブースト感はなく、シンプルに煙草の味を引き出すタイプ。
工作精度が抜群にいいのは美点だが、オイルパイプ好きとしては少々物足りない。

アンティークなためか、少々古い木の味がする。
タンスの味というか。


なるほどなあ、これが幻のベルトラム……。
高い評価を受ける理由はわかった。
なるほど、これは評価される。

とはいえ、過大評価もあるとは思う。
幻のベルトラムはドローは確かに素晴らしいが、これがアシュトン殿下やダンヒル様、チャラタンやダビドフ、バーリング猊下や、デュポン陛下らと比較して、特別美味いパイプかと言われると少々疑問。
いや、美味いパイプではあるんだけどね?


やはり個人的に最高のパイプはアシュトン殿下だな。
でも幻のベルトラムもこれはこれで十分美味いパイプだよ。
吸水性いいし、なんてったってドローがとてもいい!
アシュトン殿下のスルッとやってくるドローとはまた違う、ぬるぬると入ってくる煙は中々面白い。


あとボウルがとにかくデカい。アメリカンサイズだ。
これ吸うの大変だわ。

2021-10-16 Sat 22:56
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サンデーズベスト
これを買った理由はただひとつ。
日曜幻想……サンデーズファンタジーっぽい名前だったからだ。
しかも着香系!
これは期待しないわけにはいくまい!

サンデーズファンタジーとはかつて存在したパイプ煙草で、深田ありは杏仁豆腐味と呼んでいるが、その独特の味わいで人気を博し、日曜幻想と呼ばれていた。
廃盤が悔やまれる煙草のひとつです。

その後継っぽい名前! 期待するなという方が無理でしょう。
なのであだ名もそれにちなむことにする。
名付けて日曜最高!!

てなわけでそんな日曜最高を早速吸ってみませう。
使うのは勿論コモイ・ゴールドバーク!!

着香は完熟ベリーとアプリコットだそうな。
葉組は典型的ダニッシュ。
……日曜幻想はどうだったかな? 杏仁豆腐味なことしか覚えていない。


まあ吸えばワカル!
てなわけで一服。


…………………………アプリコット味の肉?

取り敢えず日曜幻想とは全く違う味なのは一口でわかった。
しかし問題はこの味。かなり、かなり、かなり異様な味がする。
鉛筆みたいな味。
アプリコットなのはわかる。しかしそれに豚肉の脂身が混ざって、まるで鉛筆の芯みたいな風味が後味として残る。
前に吸ったロバートマッコーネルの方がずっと美味い。
と、いうかこれ端的に言って、不味い。

昔吸ったスリーチェリーを思わせる感じはあるが、おそらくこれは完熟したベリー系とやら由来。
しかしベリー系にとどまらずアプリコットがたしかにあって、それとバージニアの味がミックスされることで豚肉の脂身味に変化している。
プリンと醤油でウニ味みたいな。
ブラキャベのこってり感が豚肉の脂身味に拍車をかけている。

問題はアプリコットと豚肉の脂身味が融合されることで鉛筆の芯味になることだ。
かなり凄まじい味がする。
日曜幻想の杏仁豆腐味とは全くの別物。

ハッキリ言おう。不味い。

え? こ、これ100g吸うの? 苦行じゃね?
久々に大ハズレの煙草吸ったわ。
これよりひどいのは甘くない焼き鳥味だったブラックXXくらいだぞ、マジで。

ガレリアは嫌いだが、ここまでハッキリ不味いわけではなく、物足りないだけだ。
これは明確に不味い。次元が違う。

果物と豚肉、そして鉛筆の味だ。
おおよそ『煙草』に形容する味ではない。
フランス料理にさ、コート・ド・ポール・オ・ポムってのがある。
これは豚肉とリンゴのバター炒めだ。
一度だけ食べたことあるが、あれは料理としてちゃんとしてた。
リンゴの甘味と酸味が豚肉と上手く絡み合っていた。同席してたやつには不評だったが。

しかしこれはそういう完成度にない。
端的に不味い。
ただただ不味い。

とにかく脂っぽいのに果物感があって、後味にヘンテコなエグ味があり、それがどういうものか困ったことに明確に言語化できてしまう。
そしてその言語化ってのが、アプリコット味のする豚肉の脂身であり、そして鉛筆の芯なのだ。
なんだこれは???


ああ、日曜幻想が、サンデーズファンタジーが懐かしいよ。
こんなゲテモノとは違う、本当に美味い煙草だった。

……煙草れびうでここまで酷評したの久し振りじゃね?
いやだって本当に不味いんですよこれ。
自分の舌に嘘はつけぬ。

好みは勿論千差万別であろうが、少なくとも茫漠は深田ありの城であり、深田ありの価値基準に基づいて、独断と偏見で評価する。
好きとか嫌いとかでお茶を濁してもよかった。
当たり障りのない表現でごまかしてもよかった。
やろうと思えばできた。
でも、したくなかった。
だって不味いんだもん!
「この味嫌いだな……」で終わらしたくないくらい不味いんだよ!

勿論この煙草が好きって人はいるだろうさ。
好みは千差万別だ。十人十色だ。
だからこれが好きな人にとってこのれびうを不快に思う可能性はあろうが、それでも深田ありはこれを不味いと思うんだからしょーがないじゃん!
そこまで周囲に忖度しなきゃダメか!?
そこまで自分の気持ちを圧し殺してごまかさなきゃいけないのか!?

美味い不味いだって人間の偏見であり、美味い美味いとみんなが誉めようが不味いと思う人間はいる。
そしてこの日曜最高は深田ありの舌がハッキリ不味いと訴えている!


多分ね、深田ありは『肉の味がする煙草』は嫌いなんだと思う。
煙草にはスイーツのような甘味を求める。
そしてこいつは肉の味がする。ついでに鉛筆の味も。
シュークリーム食ってさ、牛タンの味がしたら嫌でしょ!?
悪い意味でビックリするでしょお!?
ガリガリ君が昔コーンポタージュ味出したことあるよな。ナポリタン味もあったっけ?
ああいう気持ちになるんだよ!

ペプシが年に一度変な味を出すよな。
小豆としそを飲んだことあるが、あれ不味いと思った。
それと同じ気分なんだよ今。

あまりの酷評にこのれびうを公開するのも正直ためらいがある。
やばかったら消す。最近こういうのうるさい風潮だからね。
忖度しろっつーなら忖度する。
言葉を選べってんなら謝る。

つまりは、そういう煙草なわけだ。
2021-10-14 Thu 06:02
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前方定位ヘッドホン ONZOH Ⅱ P
2019年発売


参考比較(5段階評価)
高音……★
中音……★★★★
低音……★★★
総合……★★★
前方定位……★★★★★
頭外定位……★★★★★+α

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


イヤホン・ヘッドホン界においてある種の夢。それが前方定位である。
もっとも今はそこまで求められていないが、昔はこの手の夢を実現させようと多くのメーカーが凌ぎを削ってきた。
今はほら、スピーカーの音を知らない世代や、最初から頭内定位が当たり前で育った世代がオデオやってるから、頭の中から音が聴こえることに疑問を抱かないばかりか、頭外定位をめざそうとするイヤホンそれ自体を「イヤホンらしくない」と否定する層すら現れている。

だけど、だけど。
それでも頭外定位、前方定位に素晴らしさを感じる者は多くいて、いかにして前方定位を、頭外定位を実現しようかと日々模索しているのである。

それこそがオーディオの理想と信じて。

そして本作である。
これはメーカーではなく完全に個人が趣味で作ったネックバンド式ヘッドホンである。
販路はヤフオクのみ。

元は2010年、その個人が前方定位ヘッドホンの理論を完成させ、実現させようとしたことに端を発する。
そして2014年に完成。特許も取得。
仕事の合間に試験的に販売を開始し、2017年に一時休止。
そして2019年に販売が再開され、今日に至る。

その間に4回の改良が行われており、深田ありが手にしたのは2021年9月に行われた4度目の改良がほどこされた最新版である。

このヘッドホンの価値はただひとつ、前方定位である。
前方定位を実現させるために研究に研究を重ね、ついに前方定位を実現させたのがこのヘッドホンだ。

ちなみにこのヘッドホン、本当に前方定位に全振りした代物で、基本的に音質はあまりよくない。
というかこのヘッドホンはASMRやバイノーラル音源でこそ真価を発揮する。
そのため今回のれびうは少々変則的に行うので留意していただきたい。


傾向はかまぼこ。


高音……比較的弱い部類だと思う。刺さりは全くないがきらめかないし伸びもしない。派手さもなく大人しい。必要最低限しか鳴らん。

中音……ここがメインだけあってハッキリ聴こえる。しかし艶はないし響きもしない。生々しさもない。ただ、別に悪いわけではない。

低音……ここが意外なほど低音が出る。たださすがに重低音は全くでない。浅い低音はしっかり出ていて好感触。

クリア……物理的に離れているため篭りは大分抑えられているが、それでも割と篭る部類だと思う。少なくともこれをクリアとは言わんだろう。

解像度……低い。このヘッドホンは基本的な性能は正直高くはない。

音場……広い。やたら広大……というわけではないが、物理的にドライバーか遠いため音場は割と広い。イーリアたんに匹敵する広さ。

前方定位……ここが凄い。露骨に前方定位。完全に前から聴こえる。イーリアたんみたいな包み込む感じはないが、イーリアたんより明らかに前から聴こえる。スピーカーと比べると流石に近いが、なんつーか、スピーカーを超至近距離で聴いてるみたい。

頭外定位……割とある。勿論頭の中で鳴る感覚はゼロじゃないが、前述したようにスピーカーを超至近距離で聴いてる感じなので、頭の外から聴こえる。これの後にどんなイヤホン・ヘッドホンを聴いても頭の中から音がして気持ち悪いレベル。

リアリティー……ASMRだとよくわかるが、かなりある。E500は左右上下はよかったが前後はダメだった。しかしこいつは前後がわかる。左右上下は逆にE500ほどではないが、悪くはない。ASMRのためにあるような感じ。

空間表現……実にいい。何がいいって頭の中で鳴ってる感がないので凄く空気感があって生々しい。


とにかくASMRのためにあるようなヘッドホンで、そのあまりの空間表現にギョッとさせられることも多数。
非常にニッチで使い方が限られるが、特定用途ではE500を遥かに上回る。

ただ重大な欠点として、装着が物凄く大変。
装着感が悪いとかそういうレベルではなく、装着がかなり苦行。バンドの調整が恐ろしくシビアで、耳の装着も簡単じゃない。
ベストポジションになるのに1分はかかる。
微妙な調整が不可欠。

かなりの変態機ではあるが、それだけの価値は十分感じることが出来る。
これで聴くASMRは鳥肌モノです。

音楽もまあ、悪くはない。
ただ高音質ではないので、音楽用途としてはどうだろう。
装着面倒だし。
2021-10-13 Wed 07:11
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ブラックスパイダー・ミックスナッツ
さて、手巻き煙草のミックスナッツですの。
早速吸っていこう。
使う紙は勿論OCBアルティメイト。
やはり紙はこれに限る。

予想していたようにかなりのナッツ臭。
しかし予想外のアルコール臭。
なんか洋酒というか、ブランデー的な香りがほのかに漂う。

煙草感は薄く、極めて強着香。
味の主体はバージニアなのだろうが、甘味はあまりなく、着香の香りを楽しませるタイプの煙草。
まあブラックスパイダーらしいというか。

小倉よりはとっつき安い味で、小倉に通じる味わいもある。

全体を通して甘さは控えめであり、癖は強いが万人受けしそうな感があるのは面白い。
かなり特殊な着香なのに常喫向けなのがブラックスパイダーの面白いところだね。

葉は少し細かい部類だが、コルツやペペのように煙管で吸った方がよくね? 的な細かさはなく、手巻きで問題ない。


個人的には割と好きな煙草。
2021-10-12 Tue 07:00
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ティム・ロンドンブレンド
久しぶりのラタキア系。
実は昨今の日本で販売している『100g缶のラタキア』って非常に数が少ない。
というかラットレーと飛鳥以外で現行販売しているのってくれくらいしかない。
昔は他にも色々あったのだけど、日本の市場からことごとく消えていった。
GLピースも、コモイも、マクレーランドも、コーネル&ディールも。
元気なのはラットレーくらいだ。

そんな中、本当に数少ない100gのラタキア、ティムのロンドンブレンド行ってみようか。

使うのは勿論ダンヒル様!!
では一服。

……葉っぱがメチャクチャ乾燥している。びっくりするほど乾燥している。
このタイプの缶は乾燥しやすいのか……。
多分長期在庫品なんだろうな。

むっはー!度はそこそこある。ラタキアらしいどっしり感だ。
かなりラタキアが支配的で、ラタキアが主役しているのは好印象。

一方でバージニアのミルク感もあり、割とラタキアとバージニアの組み合わせはいいが、甘味は弱い。
バージニの味わいはするが、甘味がどうしても希薄……かと思うと不意打ちのように甘味が飛び込んでくる。

そしてこの2つを繋ぐのがオリエント。
割とかなり麦味があり、オリエントの強さが2つを包み込み、融合し、いい感じのイングリッシュを形成している。

とまあ、全体のバランスはかなりよくて、ラタキアのガッツリしたむっはー!感がありながら、他の煙草の味もしっかりしてるのは好印象だ。
味わいは軽めのようでドッシリしていて、パンチのある味が楽しめる。

ただ、欠点もある。
これ、特別な個性というのがない。
かなり常喫向きなのだが、特別吸おうと思う味でもない。
完全にフツー。いたってオーソドックス。
それはそれでいいし、常喫向けなのだけど、これ100g吸うとなると飽きるんじゃね?

ラタキア系はその正露丸味が魅力ではあるが、同時にまったりしすぎ飽きやすい性質をもつ。
これを解決するのがバージニアの甘味であるはずなのだが、こいつはオリエントの味が強く、バージニアの甘味が弱い。
それはそれでバランスがいいのだが、何度も何度も吸うと飽きそうな感もある。


とはいえ、バランスはいい。
王道のイングリッシュでオリエント強め。むっはー!感も上々で、甘味が弱いという弱点を除けば割と出来がいい。
味の変化もあり、バージニアの甘味が吸うごとに自覚的になるのもいい。
なので個人的に言うならこの煙草、割と好きではある。
ただ好きなんだけど、好きなんだけどぉ、なんつーのかな、個性がないんだよな、こいつ。
あまりにも王道ど真ん中って感じで。

とはいえ昨今有能なラタキアが続々と日本から消えてる現状において、この王道むっはー!味は貴重ではある。
ラタキアをガツンと味わい、イングリッシュをドチャクソ味わえるのは今となってはレア。

ハイランドタージより好きだし、なんならコモンウェルスより好きかもしれん。
ただパーフェクションのような甘味はないし、ナイトキャップのような酸味もない。
本当に王道ど真ん中のイングリッシュなので、好きは好きなんだけど……ってところがあるな。

2021-10-11 Mon 16:57
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ガレリア・ナイトキャップ
はいお次はガレリアのナイトキャップ。
ちゃっちゃとれびうしていくよ。そんな暇本来ないんだから。

ガレリア・ナイトキャップはダンヒル(ピーターソン)と違って着香系だ。
ちなみに葉っぱはほとんどブラックキャベンディッシュである。
ブラキャベの比率があまりにも高すぎてびっくりする。
ブルーノートもブラキャベ比率高かったがナイトキャップはそれ以上だ。
なんだこれ? ブラキャベの味しかしなくね?
バージニアが非常に少ない。
バージニアとブラキャベ以外なに入ってんだこれ?
調べると4種類のブラック・ファイアキュアードある。
4種類……?
わからん。
しかもリフレッシュのあるアロマ?
なんの着香だ?

ま、まあ吸ってみますか。

……何の着香だ、これ?
甘くない……そして凄いブラキャベの味……。
マクレーランドのメローイエローよりさらに露骨なブラキャベ味……。
洋酒? 柑橘? よくわからないな……。とにかくほのかに酸っぱくてブランデー的な香りがする。
後味には甘味が。まあ。

味はブラキャベ。ただただブラキャベ。
序盤から一切の変化がなくブラキャベ。
なんと味気ない煙草だろうか。

着香それ自体も弱くて、味のついたブラキャベ吸ってるというか、まんまそうだ。
ここまでブラキャベが主役な煙草も珍しい。

ブラキャベだからこってりはしてるんだけど、着香はさっぱりとしてて、バージニアがビミョーに香る程度で、とにかく吸っててブラキャベなんです。
「ああ、ブラキャベだぁ……」以外の感想がない。
それくらいブラキャベ。


やっぱガレリアは好きになれない。
どうしても好きになれない。
ガレリアって何故か一定数人気があるけど、正直な話、どこら辺が好きなのか吸ってもさっぱりわからない。
特にこのナイトキャップはブラキャベの味しかしないので単調どころの騒ぎじゃない。

2021-10-10 Sun 16:28
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ガレリア・ブルーノート
これ吸うの9年ぶりかな。
煙草買ったらおまけでついてきた。
確かこいつのれびうはしたことなかったはず。

ダンタバコと違ってガレリアのブルーノートは嫌いなんだよな。

まあいいや、軽くさっとれびうしてしまおう。

言うまでもなく使うパイプはコモイ・ゴールドバーク。


チョコレート的な香りのする典型的ダニッシュだが、べたついて火つきが悪い割には着香感は気迫で煙草感も弱い。

焦がした蜂蜜のような香りがただよい、ほのかにチョコレート臭。後味にはふんわりとブランデー的な匂いがただようが、甘味は希薄であり、腰のある煙草感もないので吸ってて面白くない。

鼻から香りは抜けるが口の中には広がらず、べたつかず、代わりに味も薄い。
ほのかに果物的な味わいがあるが、駄菓子的でもある。
軽い煙草ように見えて不思議なべたつきがあり、サッパリとはしておらずネットリとしている。

味の変化はほとんどなく、序盤から終盤まで同じノリが続く。
つまり序盤からあんま甘くない。


正直、この煙草が美味いとは全く思えない。
不味いとまでは言わんけど、これに金出すなら他の煙草買うわ。
だって甘味も弱く、煙草感も弱く、べたつく割には重みもない。
誉める箇所ねーぞ?
もう極めて正直に言うなら、こいつの良さがわからない。

あ、いや、1つだけあった。
火つきは悪いは火持ちはいいな、これ。


2021-10-09 Sat 20:40
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Alpex HSE-A2000PN(有線ピヤホン2)
2021年発売


参考比較(5段階評価)
高音……★★★
中音……★★
低音……★★★★★
総合……★★

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


有線ピヤホンという、オーオタには大変受けの悪いイヤホンがある。
音は正直万人向けとはいえず、非常に高音が下品で強くて癖が強いイヤホンだった。
あ、ちなみにれびうしてあるぞっ。

その後継機が本作。有線ピヤホン2である。
しかし1000円台で買えた有線ピヤホンと違い、ピ2はまさかの3000円台。
めっちゃ高い。遊びでかうには高すぎる。

でも買っちゃったよ。
ちなみに強烈凶悪な高音ホンの有線ピヤホンと180度違い、有線ピヤホン2は低音ホンである。
……路線変更はいいが、何故に値段を上げた?
その価値は果たしてあるのか?
早速聴いてみよう。


傾向は低音より。


高音……有線ピヤホン譲りの刺激的で攻撃的な高音だが、割と抑えてあって強くはない。

中音……低音に埋もれ気味で、特別語ることがない。

低音……極めて支配的で強烈。しかもボワついて物凄く下品。だというのに実は重低音が弱い。これが意味不明。いや、なんで重低音弱いの? 低音ホンでしょ? 浅い低音ばっか強くても仕方ないぞ?

クリア……割と篭る。今時の3800円にしちゃ篭るよなあ。10年前ならフツーだけど。

解像度……低い。今の3000円台はもっと解像度高い。なんならSpaceshipの方が1000円も安いがもっといい。

音場……これはまあまあ。悪くはない。


見も蓋もない言い方をするとAdagio Ⅱの下位互換である。
ていうか『重低音が弱いAdagio Ⅱ』である。
マジでそういう音がする。

低音ホンとしては極めて強い低音が売りなのだろうが、その低音がよろしくないのは致命的だと思う。
別にボワボワの低音はいいんだよ。低音ホンはそういうもんだし、低音ブリブリ界隈はそういう低音を好む。
深田ありもそういう低音好きだ。

問題は有線ピヤホン2は重低音が弱い。
これは低音ホンとして基本的に許せないものがある。

凶悪にモリモリする低音はいいんだよ。個性的で好きだよ。テンション上がるよ。
でもね、重低音が弱い低音ホンって何?
それがいただけない。
で、これが1000円台ならまだ許せた。遊びの感覚で。
でもこれ3800円もするんだよ。ちょっと考えられない。

低音ホンとして売るならもっともっと開き直って欲しかった。
プロトタイプはもっと低音強かったらしいが、それでよかったのに。
中途半端に低音抑え込まないで欲しかった。


このイヤホン、本当に重低音が弱いAdagioⅡで、つまりAdagioⅡ持ってると何の価値もないイヤホンになってしまうんだ。
低音がボワつくとか強すぎるとか言われてるけど、その低音の強さを求める層にとっても度しがたい欠点を持っている。

2021-10-09 Sat 18:46
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ELECOM EHP-SL100ASV(士郎正宗デザイン/アニソンチューニングイヤホン)
2016年発売


参考比較(5段階評価)
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★★
総合……★★★★

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


neon:03というTDKのイヤホンがかつてあった。持っていた。無くしたけど。
これは多分世界初の『アニソン専用イヤホン』であり、深田ありも所有していたのだが、非常に音質が悪かった。
しかもなくしてしまったし(だかられびうもしてない)

それから数年、今度はELECOMがアニソン専用イヤホンを世に出した。
それがこいつである。
実は上位機種も販売していたのだが、そいつは手にはいらなんだ。

まあ大して期待はしてなかったのだが……仰天。
このイヤホン、2000円しないくせにメチャクチャ音がよかったのだ。
ウルトラエントリーとしては本当に音がいい。
感動モノであった。

てなわけで早速聞いていこう。


傾向はドンシャリ。


高音……かなり攻撃的で派手な高音。しかし刺さりは意外なほどなく、聴いてて楽しい高音である。キラキラはしない。

中音……かなり引っ込んでいて、艶とかはない。アニソンチューンの割にはボーカルはあまり重視していない。

低音……装着感にかなり影響するが、しっかりフィットするとかなりいい低音が出る。重低音もバッチリでこれは凄い。

クリア……値段を考えると恐ろしくクリア。ただ個別の音それ時代には篭りがある。

解像度……これは低い。でも値段を考えたら仕方ない。

音場……可もなく不可もなく。特別語るほどのものではない。


なんつーか、ゾネホンのさ、HFI-780。あれに近い音がする。
勿論HFI-780の方が高音質だし音場も独特なんだけど、傾向が近い。

ただHFI-780ほど中音は引っ込んでなくて、あそこまで露骨なドンシャリではないのだけど、それでも似てるところはある。
ボーカルがよく聴こえるHFI-780と言いますか。

値段を考えるとおそろしく高音質。
ただし、イヤピ選びはかなり重要で、ミッチリとフィットさせないと本気を出さない。
SHURE掛けは割と必須。


値段を考えると本当に音がいい。聴いてて楽しい。
意外といい音、エレコム。
いやマジでこれは名機。
2021-10-09 Sat 18:34
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Focal Spark
2017年発売


参考比較(5段階評価)
高音……★★★★
中音……★★★★
低音……★★★★
総合……★★★★

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


Focalにおいてイヤホンは明確にヘッドホンの下に位置している。
ヘッドホンより高額なイヤホンはひとつもなく、イヤホンより安いヘッドホンは存在しない。ひとつも。
フランス合理主義の賜物か、あるいはスピーカー屋としてのFocalの矜持か。
とにかくイヤホンは安物しか作らないのである。

そしてこのFocal SparkはそんなFocalの最エントリー機種となる。
一番下っ端だ。
その値段は5800円。

ただFocalは元々ドライバーを作る会社。
そのためたとえイヤホンであろうと自社ドライバーで作成するこだわりを持つ。
それはこのSPARKでも決して変わらない。

ただ、このイヤホン、販売期間が物凄く短かった。
多分一年販売していない。
というのも時代の流れとしてワイヤレスが主流になり、Sparkは早々にワイヤレス化したからである。
なので有線のsparkって珍しいのよ。
Focal的にもイヤホンはあくまでエントリーで音質よりも利便性が重要のようだし。

そんな不遇のイヤホン、Focal Sparkをれびうしていこう。


傾向はかまぼこ寄りのフラット


高音……ちょい刺激的だが刺さりはしない。若干の派手さを感じつつも高音そのものは大人しい部類で、あまり印象深くはない。

中音……特別ボーカルが近いわけではないが艶のある聴き心地のいい中音で、これのお陰でつまらんモニターホンにならずに楽しく音楽を聴けるようになっている。

低音……そこまで強くはないが、過不足なくしっかりと鳴らしていて、おー、これこれって感じのほどよい低音である。重低音は苦手な部類か。

クリア……割とクリアな部類。超クリアってほどではないが、篭りは気にならん。

解像度……これは値段なりなところはあるが、あまり団子になってないので割とよく聴こえる部類かと。

音場……音場は普通だが定位はとてもいい。ここら辺は流石Focal。Focalは例外なく定位がいい。


正直上位のSphereやSphere Sよりずっと好印象。
Sparkの音はFocal Sprit One的な感じで、凄くFocalな音してる。
とても聴きやすく、心地よく、品がいい。
しかも味付けは少なくモニター寄りなのに艶を出してリスニングにしているところが最高にFocal。

全体的に大人しい音色でありながらドンシャリ的な特性にして上品でありながら楽しさを持つ。
チューニングが素晴らしい。
……Sparkではこれが出来たのになんでSphereはあんな癖のカタマリみたいなサウンドなのだろうか。
過ぎたるは及ばざるが如し、か。
ELECOMみたいだな(ELECOMも上位より下位の方が音のバランスがいい)

この価格でFocalサウンドしてるのは素晴らしいね。
低音の弱い宇宙船や音場の狭い碧lightよりハッキリ言って好印象だ。
まあ、値段が高いんだけどさ、こいつらより。

ただ、個人的には好きだが、音そのものが特徴らしい特徴ないし、値段もエントリーではあるが5000円を超える。
1DDでスペック的には面白みもない。
……昨今の低価格名機に音は負けなくても話題では負けるのは、そらそうだろうなあ、と思う。

あとそもこもこのイヤホン、見かけないしね、あまり。
こいつのワイヤレス版は今でも売ってて簡単に手に入るんだけど、有線版は本当にレア。
……ワイヤレス版気にるところ。

2021-09-29 Wed 08:12
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Tanchjim Darling
2021年発売


参考比較(5段階評価)
高音……★★★★
中音……★★★★★+α
低音……★★★★
総合……★★★★★

EarPods
高音……★★★★
中音……★★★
低音……★★★
総合……★★★

MDR-CD900ST
高音……★★★★
中音……★★★★★
低音……★★★
総合……★★★★★


深田ありにはラストフィナーレと名付けたDAPがある。
名前の通り深田あり最後のDAPである。まあ、バッテリーが死ぬまでは。
で、こいつ用のイヤホンにはヘッドホンのQUAD ERA-1を使っていた。鳴らしきれてなかったけど。
ところがQUAD ERA-1の調子が非常に悪く、R側の音量は低いし時折R側から音でなくなるしで、まともに実用に耐えない。

そんなわけで代わりのイヤホンが急務だった。
候補は色々あった。illumination、FI-BA-SST、TZ700、Lab1……。
しかし深田ありは悩みに悩んだ末、ダーリンというTanchjimのイヤホンを購入した。
他の候補がハイエンドなのにこいつはミドルである。4万5000円だからな。
でも後悔はしていない。

ちなみに流石にこのままではランク的にあれなので、ケーブルだけは錫メッキ8芯に変えてある。これで低音にコシがでて中音が際立つようになった。
まあ、微妙に(ケーブルの音変化は微々たるもの)

ちなみにラストフィナーレってのはCayin N6+oBravo HPA-1という構成で、PCM1792デュアルとAB級アンプやね。
どっちも古いが音はよくて、手持ちのどのDAPよりも音がいい。据え置きにはわずかに負けるが(分離だけは勝ってる)
ただ出力が130mw+130mw(32Ω)しかないのでQUAD ERA-1は鳴らせなかったんだよなあ……。

話を戻そう。
さて、ダーリンである。
こいつはTanchjimという1万円前後のイヤホンを販売していた中華メーカーだが、そのフラグシップになる。
3月に視聴してその摩訶不思議なサウンドに魅力され、どうしても忘れられなかった。

構成は1DD+2BAとよくある3ドラハイブリッドだが、珍しいことにBAはSonionを使っている。
……Sonion使ったこの構成はちょっと他に見当たらない。
またSonionなのでバーブラウンでこそ本気を出す。
ためしに他の色んなDAPでも聴いたが、やはりバーブラウン搭載機でないと高音が本気を出さなかった。
また、バーブラウンでもなんでもいいわけでもなく、HA-P90SDだと非常に無難な音になる。
そんなわけでかなりDAPを選ぶイヤホンなのだが、幸いラストフィナーレとの相性は抜群だった。

さて、聴いていこう。


傾向はかまぼこ。


高音……刺さりはなく、派手に鳴ってはいるけれどさほど主張は強くない。FI-BA-SSと比べると圧倒的に弱いしキラキラもしない。ただ高音そのものは割と刺激的で印象は強い。

中音……このイヤホンの肝。SR325eほどではないが、わずかにアルゼンチンババア音っぽい感じがする。全体を通してウォーム系だがしっとり感はなく、かなり派手なのだが聴いててウキウキする感じ。FI-BA-SSと比べると圧倒的にダーリンの方が優れている。

低音……リケーブルしているせいもあるが、コシのある締まった低音で、浅いところは割と強く主張する。とはいえ全体的には弱い低音で、FI-BA-SSと比較すると質も量も負ける。

クリア……かなりクリアな部類。篭りはほとんど感じられない。FI-BA-SSと聴き比べると篭るが、あれレベルでないと相手にならない。全体的にあっさりとしたサウンドで、音そのものは3ドラとしては軽め。

解像度……悪くはないが解像度ゴリゴリ系の音ではない。

音場……かなり平面的だが横にはそこそこ広い。しかし特筆すべきは抜けのよさで、FI-BA-SSと互角の抜けのよさを持つ。


ウォーム系なのに非常に派手な音色という、なんとも摩訶不思議なサウンドを鳴らすイヤホンである。
このイヤホンの価値はこの音色を受け入れられるかどうかにかかっていると言っても過言ではない。

そしてFI-BA-SSと比較して中音以外は全て負けてるのだが、なんで比較したかというと、ダーリンはとにかく派手なサウンドだから。
ビックリするくらい派手なのにソリッドなFI-BA-SSと違ってウォーム系なんだよな。ここが異次元。
ちなみに派手さはFI-BA-SSの方が遥かに派手。

中音に関してはDN-2000と比較した場合明らかにDN-2000の方がエロくてしっとした音を鳴らす。
ただ総合的にはダーリンが圧倒していた。

DORADOと比べると一長一短というか、DORADOの方が全体的にはハイエンドらしい勝利感はあるが、部分的にはダーリンがかなり張り合っている。

総じて4万5000円相当の音といった感はある。

ハイエンドと比べるとやはり劣るところはあり、かといってミドルと比べるとかなり音がいい。
アッパーミドル級のサウンドに近い。
ただ全体的にかまぼこで低音も高音も弱めだからギリギリアッパーミドル的ではなく、やはり4万5000円の音なんだと思う。

魅力については個人的にすっごい好きな部類ですよ?


ちなみに上述した通りDAPは物凄く選ぶのでそこは注意が必要。
2021-09-20 Mon 12:45
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ロバート・マッコーネル・リミテッドリザーブ
クロテッドクリームとオレンジマーマレードをつけたスコーンをイメージして作られたという、大変ブリティッシュ……いやいやイギリスンな煙草。
紅茶に合う煙草を目指したらしい。

缶のデザインがやたらいいのでこれは後に何かに再利用しよう。警告文シールも剥がしたし。

香りは……チェリー、柑橘、砂糖、それとバターっぽい。
なるほど、お菓子のような香り。

葉組はバージニア、ブラックキャベンディッシュ、バーレー。

使うパイプは勿論コモイ・ゴールドバーク!

では一服。

ほう、甘い!
砂糖のような甘味にチェリーコーラみたいな、いわゆる甘味料のチェリー味がする。
そこにクッキー的な甘味が広がり、後味にはバターが香る。
や、これは美味い。

煙草感は大したことなく、ブラキャベが支配的。多少後味にバーレーの辛味がピリピリ来る程度か。

なんかハルバーグレッドを思い出すようなバター感。
あれと違うのは煙草感が弱いこととチェリー味がすること。
とはいえスリーチェリーほどのドクターペッパー味はしない。あれは露骨にドクターペッパーだったが、これは違う。
ハルバーグレッドとスリーチェリーの中間みたいな感じか。
個人的にはかなり好みの味。
本当にお菓子みたいで、なるほど紅茶とよく合いそうだ。それもブリティッシュ……いいやイギリスンのミルク入れた紅茶とな。

湿り気はかなり強く、火つき、火持ちはあまりよくないか。
タンバイトもある。

煙草感が弱いのが少し気になるが、着香はかなり強めでしかも個性があって美味いので個人的には割とオススメ。
まあリミテッドだから限定だけどね。

2021-08-28 Sat 17:22
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サミュエルガーウィズ・ファイヤーダンスフレーク
正直この時期にれびうって面倒臭いんスよね。
特に煙草は既に完結してるし。
やること山ほどあるし。
最近カフェイン取ってないせいで離脱症状で慢性的にだるいし眠いし頭痛いし。

でもまあ、やりますか。
今回はサミュエルガーウィズのファイヤーダンス。まだこいつはれびうしたことなかったはずだ。
ブラウンバージニアにブラックベリー、ブランデー、バニラの着香。

では一服。

……あれ? 美味いぞこいつ。
かなり美味いぞ。
バージニアの煙草感が非常に強く、着香はほどほど。
というかこれ、非着香と言われても信じてしまいそうなほどだ。
バージニアはサミュエルガーウィズらしい感じでブランデーと上手く溶けんでる。

正直色々着香してる割には着香はメインではなく、あくまでバージニアを引き立たせる脇役でしかない。

なんつーか、パーフェクションのバージニア版みたいな感じ。
美味い。


パーフェクションのノリが好きならオススメできる。
あれのバージニア版って感じだから。
逆に言うとパーフェクションが嫌いな人にはオススメはしない。
着香系というよりバージニア系で、着香はそのバージニアを引き立たせる脇役に徹している。
ガチの着香系を期待すると痛い目見るかな。
2021-08-13 Fri 12:07
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ブラックスパイダー 小倉
前回は抹茶。今度は小倉ですの。
それにしても異様な着香である。
抹茶はともかく、そもそも小倉とかどうやって着香してんだ?

まずは開封時の香り。
…………あー、なるほど、小倉ね、小倉。言われると確かにそんな感じ。
確かに小豆の匂いだ、これ。妙な薬品臭もあるが、これは煙草と混ざりあったためだろう。

葉は柔らかく、そこそこ太さもあって巻きやすい。
ペペとかコルツとかみたいに「これ煙管で吸った方がいいだろ!?」と突っ込みたくなる細かさはない。巻きやすい部類。いいね。


んじゃ吸ってみますか。紙は勿論OCBアルティメイト。

…………かなり独特な味がする。
なんだこれ? どう形容すればいいんだ?
砂のような味?
あるいは植物? 木の枝? 葉っぱ? あるいは畳?
もしくは砂浜?
あるいは豆?

甘味はそこそこ。そんなに甘い煙草ではないし、煙草感もぶっちゃけ弱い部類。
ただ香りはかなり強い。ブラックスパイダーは本当に着香が強い。
煙草葉はバージニア主体の味で、酸味が割と強め。

そしてこの着香が……異様だ。
なにがなんだかよくわからない味がする。
強いて言うなら『緑色の味』
砂っぽくて枝っぽくて豆っぽいんだけど、吸うと緑色の味がする。

小倉と言われれば「はあ、そうなんですか」と言う気持ちもあるが、しかしこれ言われなきゃ小倉とは……あー、後味は確かに小倉っぽい。
なんとも不思議な味である。
摩訶不思議の味である。

小倉とバージニアが混ざるとこんな味になるのか……。


でもこれ不味いかと言われると、そうじゃない。
割と美味い。
物凄く奇怪でヘンテコな味なのだが、フツーにイケる。
個人的には結構気に入った。
今後手巻きはこいつ吸おうかな。
アクロポリスやチーターアフリカのような美味さはないのだけど、この『ヘンテコな味で割と美味い』のが結構クセになる。
少なくとも他じゃ吸えないねえ。

じーっと吸ってるとバージニアの味もわかってくる。
それが小倉着香と混ざってなんとも面白い。
そう、面白い味だ。
楽しい味だ。

煙草を吸って『楽しい』と思える、ユニークな味がする。
王道からは逸脱してるんだけど、そこが面白くてね、なんなら一度はオススメしたい。


深田ありは気に入ったよ、これ。

2021-08-09 Mon 07:18
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